8月  教会長法話

今月は「心を磨く」「経典を読む」「仏のいのちと一つ」をご法話頂きました。

佼成会の教えは、法華経の教えです。それを開祖様が何を願って佼成会を開いてくださったかというと、いつでも、どこでも、誰にでもあてはまる,真の教えはないものか、しかも特別な修行した人だけが救われるのではなくって、誰でも普通の生活の中で活用したら救われる教えはないものか、そうやって探して、探して、探して求めて行きあたったのが、法華経だったのです。

 会長先生から、心を磨いて、明るくて、温かくて、優しい人、それをもっと具体的に言うと、止悪、修善、利他です。止悪は悪をとどめる、自分で悪いことはしない、大きな悪も、小さな悪もしない、何事においても修善、まず人様、他を利するそれを一番喜ぶ人、そうゆう止悪、修善、利他行をあたりまえのようにすると明るくて、温かくて、優しい人になる。悪いことはしない、良い事は片っ端から喜んでする、そして自分を高めていく。会長先生から、心を磨く、日々の生活の中で心をみがく事を心がける。教えを学ぶのではなく、教えで生き方を学ぶのですね、教えで生き方を学ぶ、その一歩として、経典を読み、心を磨き人格を磨いて、人に喜ばれる人間になりたいと願って人生を歩んでいるとおしゃって頂いております。

会長先生から真似る、開祖様の真似をする、ご法話をよく読んで、それを生き方にする。学びを通して心の乱れ、間違いなども、正常に戻し、心を磨いていく。だから心を磨くということは師の真似をしなければ磨けないのです。教わったとおり実行しないと身に付きにくいのです。私達は思い道理にならないと言って怒り、愚痴をこぼし物事を自己中心に考えます。そうやって人とぶつかり、自ら苦を作っている。だから明るくて、温かくて、優しい、本来の自分に立ち返えれるように精進をさせて頂いているのです。法華経に帰依する私達は日々ご法の習学を通して人間として生きる姿勢を学んでいる。今月はお盆の月だからなおさら、心を込めて会長先生から、お経を読んで、教えを学ばさせてもらって、心を磨いて、生活をきちんとしていく。仏様の命と一緒というようにしていきましょう。大事なのは、人を思いやるあたたかな人間になる事です。苦しんでいる人に、その求めに応じて素直にやさしく手を差し伸べられる。それが心を磨くことであり、学びの先にある私たちの実践であると思うのです