教会長法話 会長先生御新教

皆様あけましておめでとう御座います。旧年中は皆さん熱心にご精進頂きまして素晴らしいお正月迎えられたのではないかなと思います。今年もどうぞよろしくお願い致します。

衛星放送で会長先生からお言葉を頂きました。今年のお書初めを、三宝、燈明としたためて下さった訳なのです。

開祖さまが人類歴史上初めてご本尊を勧請され、日蓮ご聖人さまは必ず日本国に、ご本尊を勧請される方が実現されるはずだと言って、700年前のご遺文の本の中に書いて下さっているのです。こういうご本尊さまこそが一番世界で尊いお姿なのだという事を悟られて、この御本尊を勧請された方が私達の開祖さまだったのです。700年前が日蓮さま、その700年前が聖徳太子さまなのです。その700年前に出来上がったのが法華経なのですから不思議なことに仏さまの願いの如く因縁が実現してくるのですね。

会長先生が、この教団に入会したら、その時からご本尊さまを勧請しましょうと、70周年を機に額装ご本尊勧請が始められたわけなのです。ご本仏さまを勧請頂き所依の経典は法華三部経、開祖さま、会長先生、光祥さま、と云うように仏、法、僧の三宝の形が確立したと言う意味でお書初めに三宝としたためてくださった訳なのです。

そして燈明というのは、会長先生がおっしゃるように自らが燈明になって廻りを明るく照らす、具体的には明るく、優しく、温かく、そして親切にさせて頂く人になる。

今日頂いた御親教(会長先生のご法話)の資料に、転ぶ回数よりも起き上がる回数が一つおおいのは、「七転び八起き」だから、くじけずに前に進んでいく気持ちを表しています。

その根本となるのが、釈尊の精神及び開祖さま脇祖さまの精神である慈しみ思いやる心(明るく、優しく、温かく)です。明るさは智慧、温かさは慈悲、優しさは真に人を思いやる心情のこと。

日々に信仰生活にあてはめるならば、智慧を身につけるご法の習学、智慧をお伝えするお導き、手取り、法座、説法などを大事にし、仏に帰依する人間となって朝夕のご供養をさせて頂く基本信行が大切です。人間がこの世に生まれたのは、魂を磨き、仏性を開顕するためです。いろんなことがあればあるほど自分がその体験ができるのだと思って精進させて頂きましよう。

     教会長 ご法話

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