平成28年 3月朔日参り布薩の日式典

28年3月1日お雛さまご供養no2

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3月は弥生。草木がいよいよ芽吹いていく季節になりました。立正佼成会にとっては、創立記念日、少年部春季リーダー練成、お彼岸、卒業式、入学式を迎える大事な月であります。  

朔日参りの式典においては、この3月めでたく卒業を迎える学林光澍生の卒林説法と教会総務スタッフさんによる功徳の発表から学ばせて頂きました。

卒林生の説法では、親元を離れ、新しい仲間と共に大学生活と寮生活を送り、信仰の修行をする中で、学んだことや内省したこと、そしてそのことを基にこれから職に就く中で、人さまのお役に立てる自分つくりに精進していきたいという頼もしい決定を聞かせて頂きました。素直にご法を受けとめ、大事なことをしっかりと心の芯に入れて人生の新しいスタートを切られる清々しい姿から学ばせて頂きました。

教会総務スタッフさんからは、家庭の中でのお嫁さんとの関わりの中で、どんな小さなこともよく話し合うことを通して相手の本当の気持ちを分かり合うことができ、ほのぼのとした関係を築くことが出来たという実践や信者さんとの関わりから、相手の発した言葉にとらわれず、あの手この手で人様の心配行をさせて頂くこと、そしてそれら菩薩行の実践が家族を温かく、明るく整えていく基になることを教えて頂きました。

教会長さんのお説法では、開祖さまの法語録「お布施が大事」から過去を悔いることなく、来世を心配することなく、現世を一番大事にし、今、喜んで布施をし、功徳を積むと悪業が消えて善縁となることや、同じく開祖さま法語録「平和憲法ゆえのご守護」からは、日本が戦争を放棄するという憲法を守っているからこそ神仏がご守護くださり、小さい島国で資源も少ないけれど、世界一幸せにな国になったことをかみしめて頂きました。そして、佼成3月号の会長先生ご法話「悪いことはしない」に基づいて、心からすべてお陰様と受け止め、どんな辛いことも厭わず、自ら進んで念じ、行じ続けると「現一切色身三昧」を得られることを学ばせて頂き、今、布施行、菩薩行をさせて頂く事が大切、今日一日、仏さま、開祖さま、ご先祖さまに回向できる自分だったか内省し、何事にも感謝し、ご法に結縁した善いことをこつこつとさせて頂いて3月5日の教団創立記念日に向かっていきましょうとご指導頂きました。また、藤末健三参議院議員、白眞勲参議院議員を立正佼成会が推していくことが平和な、よりよい社会を築くことに繋がる、本気になって後援活動に取り組んで行きましょうともご指導いただきました。

開祖さまが「一人でも多くの人に法華経に示された人間の生き方を知ってもらい、本当の幸せを自分のものにして頂きたい。」という願いのもと立正佼成会を創立くださったことに深く感謝し、さらなる布教伝道をお誓いして精進して参りたいと思います。合掌