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秋分の日、秋季彼岸会は各支部ごとに行われ、宮津加佐支部では、7月に開所された連絡所にて真心で行われました。
朝早くから支部のお役のみなさんが手作りのお供えや仏供膳を持って集まり、和気あいあいと準備をさせて頂きました。
式典では、青年5部代表による奉献の儀に続いて、読経供養が行われ、教会過去帳記載のお戒名、丹後大震災で犠牲になられた方々のお戒名、旧宮津城に関連する方々のお戒名も奉読されるとともに、教師資格者が各家先祖代々の諸精霊を奉読し、会員一同で真心からのお供養をさせて頂きました。
支部教務員による彼岸会の意義や、組長、特別布教員の説法と支部の会員さんが次々お役をされる姿を、家族のような気持ちで見せて頂き、とても温かい気持ちで彼岸会を迎えさせていただきました。
その後は、教会渉外部長さんの挨拶を頂き、支部長さんにかみしめて頂いて閉式いたしました。
組長さんのお説法では、自宅に振り込め詐欺の電話がかかってきたときのこともお話くださいましたが「一旦電話を切るまでは、話している相手が振り込め詐欺だとは気づかなかった」と言われていました。
一人だと判断できないことも、家族や友人に一言相談するだけで気が付くことも多いと思います。普段から支部のサンガの仲間とつながりを深め、些細なことも相談できる温かい和を築くことの大切さを感じました。
支部長さんからは、こうして連絡所で支部ひとつになってお彼岸会式典をさせて頂いた感謝の心を大切にして、支部の布教、導き、お手取りと法の輪をますます広げていきましょうとかみしめて頂きました。
台風16号が通過して、静かな雨の降る彼岸会となりましたが、まだしばらくは台風シーズンも続きます。
宮津加佐支部にはお年を召した方や、一人暮らしの方もおられますので支部のみんなで声をかけあって、心を配り合って、寒い冬に向かうこの時期を温かく過ごしてまいりたいと思います。
そして同時に地域におられる一人でも多くの方に、温かなご縁に触れて頂けるよう精進してまいりたいと思います。
支部でのお彼岸会の機会を頂き、
誠にありがとうございました。 合掌
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