彼岸会H28


DSC_0609たて2はな

 秋の彼岸会を迎えました。今年は、「今あるいのちを尊く受けとめ 教えを実践して、とらわれから離れられて救われた喜びをお伝えし(温習)、布施行に励んで ご先祖さまに回向させていただきましょう」というテーマのもと、一人でも多くの方にお参りして頂けるよう、また、奉献や聖壇、説法、司会などのお役をして頂き、功徳を積んで頂けるよう、各支部(7会場)に於いて彼岸会の式典を行わせていただきました。

DSC_0617の2

DSC_0607

DSC_0611

西舞鶴支部は、教会で多くの方々の参拝を得て、行わせて頂くことができました。各地区からお供えして頂いた季節の野菜や果物、ご馳走等で荘厳に斎えられた御宝前に、各地区2名ずつ16名の方々によるお茶やお菓子、灯明、お花など、心からの奉献をさせて頂きました。

DSC_0619

支部長導師のもと、青年部中心の聖壇(鐘、木鉦、太鼓)でお供養をあげさせて頂き、各家から書いて頂いたお戒名を読み上げさせて頂き、ご先祖さまに心からの回向をさせて頂きました。


ひがんえ

説法では、3人の先輩信者さんに自分がどんな事で導かれ、どんな修行をして救われてきたのかということや、今の生活の中で教えをどんなふうに実践しているのかということ等を教えて頂きました。自分の信念の浅さ、精進の甘さなどを深く反省すると共に、信仰者としての姿に「私もこういう年の重ね方ができたらいいなあ、いつまでも人さまのためにさせて頂くことに喜びを感じておられる生き方は素晴らしいなあ」と思わせて頂きました。

 

支部長さんのかみしめでは、「先祖供養は未来供養である」ことを親が教えを生かして生きている日常の姿そのものが、子どもや孫に教えを伝えていることになるという実際の例を通しながら教えて頂きました。そして、佼成会の総戒名は、その家庭のすべてのご先祖をお祀りする戒名であるとともに仏さまの教えにのっとった信仰の規範、法道慈善の行、修行目標が示されている有り難い総戒名であり、入会と共にその家庭にご本尊とご法号が教会の戒名室で厳かに勧請されることを教えて頂きました。

 

この彼岸会を機に苦の「此岸」から涅槃の「彼岸」に渡る方法としてお釈迦さまがお説きくださった六波羅蜜の行に励ませて頂き、少しでも世のため人のために役立つ人間になれるよう修行精進させて頂きましょう。           合掌