さわやかなお天気に恵まれた27日、宮津連絡所では、
朝礼のご供養終了後、会員教育をしていただきました。
少し緊張気味で始まりましたが、名札にそれぞれ
自分の好きな呼び名を書いて自己紹介をし合うと、
すっかり心もほぐれ、前回の教育から今日までの
実践の様子と心の変化を確認し合いました。
「自分史シート」を使って、これまでの人生の振り返ると、
苦しかった出来事でさえも、
今は「おかげさま」となっていることを確認させて頂きました。
その後もDVD「人生の歩み方」で学ばせて頂き、
みんなで一緒に確認させて頂く中で縁起観を通して、
これまでの出来事がすべて必要なかけがえのないものであり
これからの人生をどんな自分で主体的に生きるのか、
を考えることができました。
どんな人にも使命があり、それは親としての使命、
子としての使命、おばあちゃんとしての使命、
職業上の使命、そして頂いているお役での使命と、
1人の人も様々な使命があることを教えて頂きました。
最後の確認のとき、自分の悩みとして
「自分はこんなところが至らない」と
発表された方がおられましたが、
そう悩んでおられることが、
相手のお役に立ちたいと願う仏性であり
それこそ素晴らしい点であり、
実は自分の命が輝いている証拠だと
教えて頂き、
その方のお顔が一瞬で明るくなって
涙を流される場面もありました。
教務員さんの心遣いで
黙想のところでお香を焚いて頂いたりと、
ゆったり有り難く、学ばせて頂く会員教育となりました。
参加された会員さんの中には、
数年前まで1年に1度団参に行かせて頂いていたけれど
足などを悪くされてからは行けない状態になったので、
この連絡所が開設されてからは、
大聖堂にお参りさせてもらうのと同じ心で
参拝させてもらっていると喜んでおられる方がおられました。
宮津より更に教会から遠い地区にお住まいの方にとって、
昨年開所して頂いた宮津連絡所は
懐かしい大聖堂と同じように
ご本仏さまにお会いできる場となっています。
連絡所の裏手のスペースは、きれいに草を取り
土の中にすきこんで栄養にして、
その中に花の種が蒔かれました。
どんな花がきれいに咲くか、楽しみです!
合掌