舞鶴教会43周年 朔日参り・布薩の日ご命日式典 H29/10/1

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  秋本番、柿、くり等が実り、金木犀の香りが漂う頃となりました。

 舞鶴教会では、10月4日の開祖さま入寂会、1013日のお会式・日蓮聖人遠忌法要に向け、報恩・感謝の念を深めていきたいと「まとい」を飾り、心を込めてお花を飾り付けた「万灯」1基、精進目標を照明で浮かび上がらせた「万灯」2基を出させて頂きました。

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101日の朔日参り布薩の日式典は、舞鶴教会発足43周年を祝い、各支部から青年部・学生部・少年部の代表が感謝と喜びの心を込めて奉献をさせていただき、支部部長、9名もの壮年部の方々が功徳の発表をさせていただきました。

壮年部さんは、近畿ダーナ大聖堂参拝に参加して得られた気づきを中心に、団参に行く前と行ってからの心境の変化や新たな気づき、これからの精進目標など、力強く発表され、舞鶴教会を支える大黒柱として大いに頼もしく、頼りにして、ともに精進させて頂かなければという気持ちにならせて頂きました。

 

 初めて、団参に参加され大聖堂に参拝されたMさんは、人とうまく関われるか不安な気持ちを抱えておられましたが、ご本仏さまを見て心が楽になり「僕は変われる。来てよかった。」と明るい気持ちになることができたこと、開祖記念館で頂いたしおりには、「修行」と書いてあり、裏面に「修行とは、願いに沿って生きること。自分を後にして人のために動いてご覧、親に感謝してご覧、そういう心になると安心して生きることができるよ。喜び多い人生が歩めるよ。これが開祖さまの処方してくださった薬です。」とあり、「私にぴったりだ」と感動したことを発表されました

 

そして、夕食の弁当は帰って奧さんと食べようと思って食べずにおいて置き、帰ってから団参の出来事を夜中の2時まで奧さんに話しても、まだ話しは半分という思いでいたこと、「○○さん、行かせてくれてありがとう」「行ってくれてありがとう。喜んでくれてありがとう」と言う夫婦の会話ができたことも話されました。

最後に、「このことを忘れず、つまずいたら大聖堂でのことを思い出し、宿直もさせて頂いて、奧さんと二人三脚で頑張っていきたい」と決定されました。

 涙ながらに話されるMさんに、みんな同じようにもらい泣きしながら、本当に素直に仏さまを感じ、そのはたらきを受け取られる姿に感動し、学ばせて頂きました。Mさんの精進を心から念じさせて頂きたいと思います。

 

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 教会長さんの説法では、次の4点をご指導頂きました。

①どこまでも、どこまでも戦争しない道を歩むためには、祈りを深め、友人・知人など身近な人に「戦争しないで、みんなと仲良くする道を探っていこう」と語っていくことが大切。

 

②お隣とも喧嘩をしない、家庭でも喧嘩をしないという小さなことから、足元から実践していくことが大切。

・ダーナ大聖堂参拝で川端理事長さんが言われた「どんなことが起きても仏さまからのプレゼントと感じ、真心込めて一生懸命させて頂く。次々と頂くご縁を仏さまのはからいとして、できるとかできないではなくて、何とかさせて頂こうという感謝でする」というお言葉を素直に受け止め、実践させて頂くこと。

 

・今日のパンフレットにあるように先輩幹部さん方が、人様をお救いしたいと一生懸命自己犠牲をして、実践された心意気や思い、心がけを倣って、教会45周年に向かって精進させて頂くこと。


今月『佼成』の「『苦悩』と『苦労』」に会長先生からご指導頂いているように、生きてい限り「苦」はなくならない。「苦」を感じないようになるには、人様のことに一生懸命、苦労したら「苦」はなくなる。

【『人間を育てる心』(開祖さまご著書P64「苦を苦と感じない世界」を読ませて頂くと具体的に会長先生の言葉が受け止められる)】

 

④奉書の言葉にも書かせて頂いているように、今月も開祖さまのように「大いなる苦労人」になって精進させて頂きましょう。

 <奉書の言葉>

 ・たくさん悩んで「苦労」を重ねたことがその人の大きな心の財産となる

 ・開祖さまのように「大いなる苦労人」になって「労」をいとわず動く

 

 

今月も、どんなことが起きても仏さまからのプレゼントと受け止め、何事も真心込めて一生懸命、人様のためにさせて頂きましょう。

 感謝を込めて精一杯精進させて頂きたいと思います。

                                   合掌