8月15日戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日式典

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終戦から73年を迎えた8月15日、平成最後の戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典が行われました。
国歌・会歌斉唱につづき行われた奉献の儀では、お盆で帰省中におばあちゃんから薦められて参加してくれた子供たちなど佼成会員2代目3代目の子供たちが、今の私達の幸せは戦争で犠牲になられた多くの方々の上にあることの感謝と慰霊、一人ひとりの心が平和で家庭が平和であることが世界平和につながっていることを心に、折り鶴を捧げました。

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教会長導師のもと行われた読経供養は、学生部・青年部が聖壇のお役をさせて頂き、犠牲になられた方々のお戒名を教師代表者が奉読し参拝者150名と共に慰霊と平和祈願をさせて頂きました。

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次に芳ジュ生の方から、フィリピンでの平和学習について功徳の発表がありました。
戦時中にバターン半島で日本人が捕虜や現地の人を極度に虐待(死の行進と呼ばれることなど)をしたことは教科書にはのっていない、後世に伝えていくことの大切さ、開祖さまによって建立されたフレンドシップタワーの意義や、ジェンフェスタに参加させて頂いた学び、
あらゆる壁を越えていこう!決めつけでなく一人ひとりの個性を見ていく、人に喜んで頂ける思いやりのあふれる自分になりたいと誓願され、このような学びの機会を頂けたのも、教会長さんはじめ
芳ジュへ送り出して下さったおかげさまと感謝を発表されました。
教会長さんの説法では、今日お役をして下さった学生(大学生、専門学生)に、学校で学んでいる専門的な知識と併せて法華経も学んで、法華経観で生きて欲しいと説かれ、佼成会員となり仏さまの教えを学べる立場にある私達は、仏さまの教えに沿って生きて行くことが大切であることを教えて下さいました。
又、平和について私たちの心の中には凡夫の六界と聖者の四界の十界が具わっている。自分の心が六界を輪廻している限り悩み苦しみが尽きず平和な心になれません。と説かれ、「一致」するということが、夫婦の間でも、なかなか容易でない、相手に気持ちを聞かせていただく、この日ごろの足元の努力実践が、平和の元となることを教えて頂きました。

支部長さんはじめみなさんの惜しみなくつながる尊いお手取りのお陰さまで、沢山の青少年部がお役をして下さり、有り難い式典となり、心に平和を持って生きることをお誓いさせて頂きました。  合掌