9月20日から26日まで、秋のお彼岸をむかえます。
舞鶴教会でも、各支部、地区においてすべての会員さんのお家のご先祖さまのご供養ができますように願いをもって、慈悲かけにご縁を結ばせて頂いております。
宮津加佐支部は宮津連絡所において、17日に全地区合同で開催されました。
御宝前には、真心から手作りのお寿司や、おはぎ、お煮しめなどが並び、信者さんのお家に咲いた百日草などの献花、支部長さんお導師のもと、事務所までいっぱいの信者さんと共に仏さま、ご
先祖さまに感謝のご供養をさせていただきました。
必ずお彼岸には、京都から家族でお墓参りに帰ってこられ、家族で献花をされるお姿に
信仰の継承、人材育成の尊さを感じさせていただきました。
お彼岸の意義を支部教務員さんが発表されました
私たちが教えていただく「彼岸」とは、サンスクリット語でパーラミタ―(波羅蜜多)のことで、彼岸にいたるという意味です。つまり、この世(此岸)から向こう岸の仏の世界(彼岸)にいたることですが、開祖さまより「全人類はすべてもろもろの煩悩にわずらわされて、程度の差こそあれ、苦しい生活にあえいでおります。この苦しみの生活(此岸)を平和境たる涅槃(彼岸)に至らしめる道が波羅蜜で、これこそ仏教の根本義を端的に表現した言葉であるとともに、立正佼成会の特性を最もよく表現するものであります。ですからこの波羅蜜橋を渡って、大聖堂に詣でる人達の心構えは、仏教の本義に基づいて涅槃の平和境建設のためのご法を把握するために渡る波羅蜜橋であることを、心に銘記していただきたいのであります。」と教えていただいています。
開祖さまはこのようなお心で、団参会館から大聖堂まで波羅蜜橋を架けてくださいました。
この彼岸――仏の世界に到達する道が波羅蜜で、その道を修行するための六つの標準的な徳目が六波羅蜜
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布施
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持戒
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忍辱
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精進
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禅定
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智慧 を実践することです。
仏の世界は亡くなってから行く世界ではありません。ちょっとした心がけで、私たちが仏のような円満な人間に生まれ変わることができます。すると、この世も仏の世界となって、幸せな世の中が実現するのです。
たとえば、家庭や地域・職場で笑顔の挨拶を交わし、困っている人がいたら手を差し伸べ助けてあげる。また、電車やバスの中で、お年寄りや体の不自由な人に席を譲る……。ちょっと勇気を出せばできる小さな行動が、この世を仏の世界にしていくのです。
ご先祖さまが私たちに望んでいることは、家族が仲良くし、周りの人たちと調和して生きることです。それは、慈悲行、菩薩行の出来る人間に、私たちがならせていただくことともいえます。またまわりの人に喜ばれる人間になることでもあります。
自分がそこにいることで、まわりの人が喜んだり、楽しかったり、幸せを感じたりすれば、それこそ「価値ある人生」であるといえるでしょう。そのような人間になる為には、自分を無にして「あの人に喜んでもらえるようなことをさせてもらいたい」と思う、こういう気持ちが出発点になるのです。
こういう人を沢山増やせば、この世界は争いのない幸せにあふれた世界となります。
この秋季彼岸会のご供養を通して、身近な家族や友人・知人、多くの人に仏さまの教えに触れていただけるよう、ご縁を結ばせていただきましょう。
ご先祖さまから連綿と続くいのちの流れのなかにいる私たちです。
ご先祖さまに感謝の祈りを捧げ、人さまに喜んでいただけるよう、この身を精いっぱい使わせていただきましょう。
主任さんのお説法
股関節の痛みの陰に隠れて、痛いから無理といっていた自分から、手術をして頂き、仏さまから痛みをとってあげるから、精進するように!とご守護を頂かれ、「自分が変われば相手が変わる」と仏さまのほうに心を向け、ご主人に寄り添っていくと、佼成会にいくのを止められなくなられました。本当はかわいそうなテレビを見て、涙するような優しい主人なのに、主人の温かさに気づかなかった自分を御宝前で心から懺悔されました。
脇祖さま報恩会に、お孫さん2人が侍者と奉献に出られたことや、若夫婦のようにご法の話がご主人とできるようになったことが大変有り難く、これからも、支部長さんに張り付いて、家族仲良く精進させていただきますと、誓願されました。
説法から学ばせて頂いて、ご法を実践し、支え合い拝みあえるご夫婦、ご法が語り合える和やかな家族になられ感動し、そんな家族を一軒でも多く作りたい!と思わせて頂きました。合掌
三重の輪になった法座
かみしめながら感謝の時間を持たせて頂きました
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たくさんの人がお参りに来られてありがたかったです。普段見えてない会員さんも来られて、主任さん逹が日々手取りをされているのだなあって感動しました。教会から教育者、家庭教育の皆さんパレット21の方々もお見えになリ、とても勉強になりました。一体感となって心があたたかくなる彼岸会となりました。
私自身、一人で生まれて育ったわけではなく、ご先祖様と親のお陰さまでこうしてここにいるのだなと、あらためて、感謝させて頂くことが出来ました。産んでくれてありがとうって母につたえ、一人でも多くの人に開祖さまのみ教えをお伝えし、実践できる私になれるよう、努力精進したいと思います。合掌支部教務員
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