4月8日は降誕会―お釈迦さまがお生まれになられた日です。
舞鶴教会では、4月7日(日)に花まつりの集いを、4月8日(月)に本部の式典に参加して、降誕会のお祝いをさせて頂きました。
7日の花まつりの集いには、11名のかわいいお稚児さんたちが、献花と誕生仏に甘茶をかけさせて頂いて、お釈迦さまのお誕生をお祝いさせて頂きました。
白象を引きながら大勢のかわいいお稚児さん達の行列に参拝者も思わず笑顔がこぼれ、笑顔いっぱいの、感謝に溢れた、花まつりの集い式典となりました。
ご供養後、男女3人のお稚児さんが、み仏さまの前で稚児讃歎文を一生懸命奉読される姿から、今年、会長先生より年頭ご法話の中で「人を育成していく上で、特に大切にすべきことは、幼少年期からの関わり、家庭での教育であり、家庭は人格形成の根本道場です。本会会員に当てはめるならば、親が、朝夕の読経供養や御宝前への挨拶を通じて、ご本尊に参り感謝を捧げる姿は、子供に決定的な影響を与えます。また子供が、親の明るく、優しく、温かい心に包まれていたならば、自ずと豊かな人間関係が育まれるに違いありません。」と教えて頂いていますように、幼少期から、このように仏縁に触れることの大切さや有り難さ、毎日の親の後ろ姿の大切さ感じさせて頂きました。
そして、私たちが本気になって苗代となり、多くの豆菩薩さまを育成していくことが大切なのだと感じさせて頂きました。
功徳の発表では、城北支部の主任さんが、地区の彼岸会を通して、病気や困難を抱えつつも、教えによって苦にとらわれることなく、夫婦が互いに感謝し合い、思いやりをもって過ごせる日々の、幸せと有り難さを集まった信者さんと共にかみしめることができたこと、孫の高校進学のお礼参りを通して、その成長が有り難く、嬉しく、本当に幸せであること、ますますこれからも菩薩行に励み、基本信行を徹底してさせて頂き、「私の45周年」に向かって努力精進させて頂きたいと発表されました。
聞かせて頂いている者に、幸せと教えを実践させて頂く事の有り難さを伝えて頂きました。本当にありがとうございました。
最後に教会長さんから、説法を頂戴し、次のことを学ばせて頂きました。
◎信仰者は、「心に香風が吹きわたる」ような人になるようにと会長先生から教えて頂いています。
それには、「生きた経典」になることが大事。
態度物腰が新しい元号の「令和」にあるように、厳しい寒さのあと、香しく咲き誇る梅の花のように、耐えるものは耐え、努力を蓄積して花開き、すてきな香りを出し、和やかに人と和していくことです。
◎「花まつり・降誕会式典」のしおりにあるように、この世に生を受けた人は、みんなそれぞれに尊い使命と役割をもっています。
「天上天下唯我独尊」というお釈迦さまの誕生されたときの言葉を味わってみると、今、自分に具わっている持ち味を発揮していけばいい!足りないところを数えるよりも自分の特長に気づくことが大事だと分からせていただきます。
そしてそれは、善き友がいてこそできることです。本当に信頼して、助け合って、仏さまに近づいていこう、仏性を磨いていこうという仲間が「こんないいところがあるよ」と言ってくれたら、どんなに心強いか!
お互い様、今日をご縁に自分の特長に気づいて、それを発揮していくよう精進して参りましょう。
◎何事においても、願いをもって努力していくことが大事!
その基本中の基本として会長先生から「基本信行を実践させて頂きましょう」と教えて頂いています。是非、実行させて頂いて、その喜びで舞鶴教会45周年がお祝いできるよう努力させて頂きましょう。
朝夕のご供養も、ただ唱えるだけでなく、このかけがえのないいのちを頂いた親、ご先祖さま、仏さまに感謝をし、「今日一日、有意義にこのいのちを使わせて頂きます」とお誓いし、努力して、一日の終わりには「今日は、功徳が積めたでしょうか」と振り返る・・・
そんな、願いと祈りをもったご供養をしていくことで、信仰者として少しでも、心に香風の吹きわたる日々が過ごせるよう、努力して参りたいと思わせて頂きました。ありがとうございます。
合掌