令和元年6月1日(土) 朔日参り・布薩の日式典

あじさいの花が色づき始めました。令和元年次も6月に入り、上半期を終えようとしています。


朔日参り布薩の日式典には、大勢の方々が参拝され、教会長導師のもと、読経供養の中でプレ45周年・各支部ファミリーフェスティバル(6/9日曜日)、水子供養(6/16日曜日)、壮年部総会(6/29,30・愛知支教区8教会の壮年さんを迎えて)の大きな行事へのご守護を念じさせていただき、それら行事に向けて会員の皆さまへの慈悲かけ、お手取りにさらなる努力・精進させて頂く事をお誓いさせていただきました。

また、会長先生、開祖さまのご法話や教会長さんの説法から下半期に向かう心構えをいただき、これからの精進のあり方も学ばせていただきました。

<6月16日(日)実施予定の水ご供養のお知らせ>
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功徳の発表では、この6月29,30日の愛知支教区8教会の方々を舞鶴教会にお迎えして行われる壮年総会に向けてお手取りをされている各支部壮年部長さん方の発表がありました。

今回は、はっきりと目標をもって、動かして頂くことができ、主任さんと一緒にお手どりをさせていただくことで、お手どりのイロハやお通しの大切さを学ぶことができ大変有り難かったことや、行かせていただいた先でいやなことを聞かせていただくのも手どりの功徳と思えるようになったこと、念じてお手どりに行かせていただくと相手との距離も近くなることに気づかせていただいたことなどを発表されました。

また、教会長さんから「1日1軒お手どりをさせていただくといいよ」とご指導いただき、また、気持ちを切り替えてお手どりに励ませていただきたい言うことも聞かせていただき、私たちも、実践することの大切さを学ばせていただきました。

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 次に「佼成」6月号の会長先生ご法話「仏の教えを習い、学ぶ」について、花井布教教員さんから確認いただき、次のことを学ばせていただきました

◎「仏は、たくさんの手だてを使って、常にそれぞれにふさわしい法を説いている」と学ばせていた
だいたが、それを日常の中にあてはめて、仏さまのように大きな慈悲をくださっているのは、誰か というと両親なんですね。
両親はいつもその時、その場にふさわしいように私を導いてくださっている・・・と受けとめて、両親の言うことを大事にさせていただいて、今に至っています。


(昔)「親孝行が始まり」と教えていただいて、それがなかなかできなかったことを練成の中で懺悔させていただき、心を切り換えて、両親に対するふれ合いの仕方を変えると、こんな風に人生って変わるんだなあと教えていただいた。
この会長先生のご法話を通して、また、先ほどの壮年部長さん方の発表を通して、これが私の「習学」の始まりだなあと振り返ることが出来ました。これからの下半期、「仏さまの教えを習い、学び、そして実践する」ということを大事にして、共に修行精進させていただきましょう。


*改めて、両親への感謝、ご先祖さまへの感謝の気持ちの大切さを教えていただき、今できる親孝行を実践させていただきたいと思わせていただきました。

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教会長さんの説法では、佼成6月号会長先生ご法話「仏の教えを習い、学ぶ」、
開祖さまの常住此説法「佼成会の真骨頂」(映像)を元に、次のことを学ばせていただきました。

☆いろんな人が、いろんなことで頑張ってくれている。みなさんがそのままの状態で幸せになれるようにご縁を結んでいくのが先ほどの開祖さまの映像から学ばせていただいた「佼成会の真骨頂」なんですね。


「四法成就」とは、法華経の総まとめのところで教えてくださっていること。

「諸佛に護念されるることを為」・・・どんなことも「有り難い」「護念されている」「仏さまのおはからい」と受けとめていくこと。瞬間、瞬間に有り難いと思える人になること。

 お互いに信じ合って、支え合っていく。それが世の中の基本(諸法無我)。お陰さまと思えることを会員綱領では「本質的な救われを認識し」と教えていただいている。「ああ、これもあの人のお陰さま、親やご先祖さまのお陰さま」と感謝のできる、ご恩が感じ取れる人になることが「本質的な救われ方」であり、産んでくれた親に感謝し、行じていくと、それが積み重なって、何事も「仏さまのおはからい」と受け取れるようになる。

☆どんなことも「善悪無記」で善悪はない。どんなものにも仏さまの命が宿っている。それを生かしていくかいかないかは、こちらの心しだいです。

☆実践してこそ「習学」。日常の中に仏さまの教えが生かされて、はたらいていくようにしていくことが大事。
「仏が存在していることが見えるー仏を観る」とは、「自覚する」こと。自覚して初めて観ることができる。その時、その時にどう思うかということが大事。内省し、結んで頂いて、自分が清まるとご縁が変わる(縁起の法則)。
動いて、結んでいただいてこそ心田が耕せる。一人ひとりが本当に救われていくまで、心も手も離さず、慈悲かけをさせていただきましょう。

☆今月は、「仏さまの教えを習い、学ぶ」―――「ご法の習学」に努めて参りましょう。

 


*年頭ご法話の中に「習学」ということが示され、下半期のスタート、佼成6月号の会長先生のご法話にも「実践してこそ『習学』」とあり、教えに沿って、仏さま流で実践を繰り返していくことの大切さを感じさせていただきました。
嬉しいことだけでなく、腹の立つことも、自分にとって都合の悪いことも、どんなことも、「仏さま」と感謝して受け取れる自分になれるよう、また、一人ひとりによいご縁が結べるよう努力精進させていただきたいと思います。 合掌