令和4年12月朔日参り・布薩の日

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11月には教会の大掃除も無事終了し、私達が修行させて頂く道場は信者さん達の心の垢をも除いて、ピカピカになりました。

また、壮年さん達のお陰さまで、境内内のシダレ桜の木は雪吊りが施され、玄関先の蘇鉄にはコモ巻かれて、冬支度が整いました。

       

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<教会長さんの説法より>

🔸まず、新型コロナウイルスワクチン接種をすること、インフルエンザの予防接種など市から打ち出して貰らったことは、友達も誘って大勢の人と共に、乗って行くことが大事。

お参りに来るのも大事、注射を受けるのも大事ということ。

 

🔹生老病死は度しがたしということで、避けられない。誰に頼まれなくても苦は誰にでもよってくる。それをまとめると、「人生は苦なり」ということになる。

「四苦八苦」とは、・・・

四苦:『生、老、病、死』

に以下の四苦をくわえたもの。

『愛別離苦:愛する人と別れなければならない。

『怨憎会苦(おんぞうえく):会いたくない人と会わなければならない。』

『求不得苦(ぐふとく):求めるものは、思うように与えられない。』

『五蘊盛苦(ごおんじょうく):生まれながらに、身体に備わっている苦しみ。』で八苦となる。

 

🔹誰に頼まれなくても苦は誰にでもよってくる。それをまとめると、「人生は苦なり」ということ。人生は苦なりなのだから、『苦にしない』それが救いのもとだと佼成会では教えていただいている。

 

🔸『苦にしない』それは、心次第である。

夫婦で言うと、奥さんの器が大きいと救われる。

家にご主人が帰ってきて、ため息をついたり疲れたって言ったら

「男の癖に!」と言いそうになるところを、貴方がこうやって働いてくれるから、私たちはこうやって子供も成長できるから、ありがとうね。」と言ったら、よっぽど元気が出る。いちいち叱咤激励しなくても。 

 

🔹ローマ法王さまに、開祖さまの秘書の方が、「どのようにして短い間に七つの国の言葉を覚えられたのですか」と質問されたとき、法王さまは、

「何かを得るには、何かを捨てなければ得られません。」

と仰られた。

 

🔸我々は好きなこと何でもやりながら、何かをしたいと思うから

「来年、私はこれはやめて、こっちをやろう!」とやって行かないと、出来ないことを心におき、今年の一年間を振り返って、来年へ元気でさらなる精進出来るように、心がけを作って新年を迎えさせて頂きたいと思います。と教会長さんからお言葉を頂きました。

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💖-「何かを得るには、何かを捨てなければ得られません」- の言葉を心に刻み込んで、今は何が一番大切なことなのか、そのためには何を捨てるのかを、その時その時に意識して行動し、元気に過ごして一年を締めくくり来年に繋げて参りましょう。

💖具体的には、「何のために法を学ばせて頂くのかを自覚し、学ばせて頂いたことを自分に当てはめて、相手の人が笑顔になったり、元気が出るような言葉かけや行動をしていくこと」を心がけて、実践させていただく事が大切です。

合掌