平成28年9月 朔日参り(布薩の日)

朝夕めっきり涼しくなり、虫の音にも秋の気配が感じられる頃となりました。

立正佼成会では、9月に脇祖さま報恩会、彼岸会があり、10月には開祖さま入寂会、11月には開祖さま生誕会と続きます。この9月、10月、11月を通して私たちは、この教えに出合え、救われたことに深く感謝し、お報いしていくことができる自分にならせて頂けるよう精進させて頂きたいと思います。


法座サイズ小

<支部ごとの法座>


91日の朔日参り・布薩の日式典では、北舞鶴支部の主任さんの功徳の発表から学ばせて頂きました。

先祖の年回供養をさせて頂く事によって祖父や父、母の思いになれたこと、そのことを通して亡くなった祖父や両親への新たな気づきが得られ大変ありがたかったこと、そして今も、祖父母、両親に守っていただいていていると共に、周りの方々のお陰さまで今の自分があることへの感謝を改めて深めることが出来たことを発表され、私たちもご先祖さまはじめ、色々な方々への「おかげさま」の心をもって布教精進させて頂くことの大切さを学ばせて頂きました。

ほうしょ9がつ

<9月の奉書の言葉>

次に教会長さんに開祖さまご著書「救われた喜びがほとばしる」と、佼成9月号にある会長先生のご法話「老いの輝き」を次の5点によって、かみしめて頂き、9月の信仰生活の指針とさせて頂きました。

 ① 導きの行によって、ほんとうの信仰の味が分かる。

「この法は救われる法ですよ」「いいご法だからやってごらんなさい」と声を大にして呼びかける。捨て身で相手のふところに飛び込んでしまうこと。

「大歓喜を生じて 自ら当に作仏すべし」と教えて頂いているように、喜び、感激がないとだめ。⇒みんなが喜んで、一人ひとりが自分の分に応じた精進をする。それが一番大事。

奉書(右)「自分がいま あるままの ありがたさに気づく輝き」

・元気で今まで生きてこられたことのありがたさに気づく、ありのままの姿の有り難さに気づくことが大切

奉書(左)「させて頂いて して頂いて 有り難い菩薩の輝き」

・年と共にして頂いて有り難いと素直になる。「して頂いて有り難い」という心と「させて頂いて有り難い」という心とが一緒になって、まさに菩薩の輝きとなる。そういう菩薩の行ができたら「老いの輝き」となる。光り輝いているそういう修行をした甲斐のある日々を送らせて頂きましょうと会長先生から心構えを頂いるので、努力精進させて頂きましょう。

 いよいよ9月。自分も人様にも幸せになって頂けるようお導き、手どりの修行に努力精進させて頂きましょう。   合掌