令和4年4月朔日参りと花まつり地域布教

さくら45
(青空に映える境内地の桜)

4月に入り、今年も境内地の桜が、花を見事に、満開に咲かせてくれました。
毎年、決まった時期に、芽を出し、花を咲かせ、私たちの心を和ませてくれる境内地の花々に感謝です。

4月朔日参り・布薩の日の式典では、教会長さんより、
★会長先生より「心」が大切と教えていただきました。また、佼成4月号の開祖さまご法話では、
「釈尊のご一生をしのんで」というところで、「4月8日は、お釈迦さまの降誕会であります。(中略)出家なさった原因については、いろいろなことがいわれていますが、その最も大きなものは平和への願いであったとする学者もあります。ほんとうにこの世を平和にするには、個人個人の心を改造し、大多数の幸福のためには自分の利益を犠牲にできるような人間をふやしていくよりほかはない。遠回りのようではあるけれども、これが平和のための真の大道である―というお考えのもとに、その道をおえらびになったというのです。」と開祖さまが教えてくださっているように、「ほんとうにこの世を平和にするには、個人個人の心を改造し、大多数の幸福のためには自分の利益を犠牲にできるような人間をふやしていく」というお役が私たちにはあるのです。

★4月になって、いよいよ春爛漫な時に入ります。心身共に、体調に気をつけ、世の中の動きにも対応していき、心豊かに過ごさせていただきましょう。それには、学ばせていただいたことをコツコツと実行させていただくことを続けて行くことが大切です。お釈迦さまのお誕生の月ですので、皆で楽しく、大らかに努力精進させていただきましょう。
と教えていただきました。

会員綱領にあるように「家庭・社会・国家・世界の平和境建設のため菩薩行に挺身することを期す」と願っている私達ですので、「同悲同苦」の心で、朝夕のご供養の中でウクライナの情勢が平和的に解決することを祈らせていただき、募金など今できることを精一杯させていただきたいと思います。

また、4月8日、降誕会には、誕生仏さまに甘茶をかけて、お釈迦さまの誕生をお祝いする「花まつり」をさせていただきます。
今年は、一足先に地域の「花まつり・桜並木の歩行者天国」で、春を喜び誕生仏に甘茶をかけてお祝いする花御堂を出させていただきました。コロナ禍の中で、2年間、途絶えていましたが、今年は、再開が決まり、出させていただきました。
センター

あまちゃ
多くの方々が、足を止めてくださり、甘茶をかけるために行列をつくってくださいました。
「懐かしいわ」と言って、甘茶をかけてくださる年配の方や、甘茶のかけ方を教えてもらいながら潅仏(仏さまに甘茶をかけること)をしてくださる子どもさんなど様々でしたが、みなさまに喜んでいただくことができ大変、ありがたい「花まつり」となりました。ありがとうございました。合掌