令和4年降誕会

看板
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 満開に咲きほこり、たのしませてくれていた桜も、地面をピンク色に染め上げています🌸

4月8日、降誕会式典は本部式典に参加させていただき、お釈迦さまの誕生をお祝いすると共に、尊いいのち・尊い教えをいただいたことの感謝と、今なお続くロシアのウクライナへの侵攻早期終結を祈念し、ご供養をさせていただきました🙏

教会長、説法

 教会長さんの説法では、

★お釈迦さまがお生まれになった時に七歩あるかれたという意味は六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)から一歩抜け出して、聖なる四つ(声聞・縁覚・菩薩・仏)へ行くということ。

だから、六道から一歩先に行くよう七歩あるかれたことを、会長先生から改めて噛みしめていただきました。

★私達もわが家においては、六道が当たり前のようになっていますが、自己中心やわがままな心から「人さまの為に」「人さまと共に」ともう一歩、踏み出すことが大事です。

日常生活に於いて、洗顔する時でも何でも、水を大切にすること、会長先生の奥さまから教えていただいたように、買い物の時も、今日使う食材は賞味期限の近いものを選び、次の人にも良いものを選んでもらうよう心がけることなど、みんなが助け合い、喜んでいただけるよう自分の生活を整えることが大切です。日頃の生活そのものが仏道であり、それが七歩あるかれたことと同じ意味です。

★会員綱領にある「仏教の本質的な救われ方」とは、私たちがすでにいただいている幸せに気づき、「ありがとう」と感謝の心で受けとること、自分がすでに浴している恩恵に気づくことが、そのまま本質的な救いである(会長先生2011年ご法話)と教えていただいてます。

ああなれば、こうなれば幸せというのでなく、今このままがありがたいと思えることが幸せです。嬉しい事や色々言ってくれる人、教会に来て素晴らしい仲間と出会えた事も、ありがたい🙆

諸行無常と諸法無我を活用させていただいたら毎日がありがたい。

夜、寝る時にこのままがありがたいと休めたら、最高の幸せです。🙏

日々、そうした感謝の生活を送れたら本質的な救われがわかった人です。

★今日の降誕会を通じて、この春爛漫のよう、心も嬉しくありがたくなるよう、一歩踏み出して、よき縁を結べるよう精進させていただきましょうと教えていただきました。

♥どんなことも、祈りつつ行動し、行動しつつ祈る大切さを教えていただいてますが、毎日朝夕のご供養でロシアのウクライナ侵攻への早期終結、世界平和を祈念させていただきながらも、迷いの六道に、すっぽり入っている自分があり、特に家庭では反省もしばしばです。😅

85才になる母が病院や友人宅に行く時に約束の時間になると「行こかー」と言う言葉に「行ってくれるかー」なら、わかるのに!ととらわれ、心の中は、面白くありませんでした。
そのことを教会長さんに聞いていただく機会がありました。教会長さんは「あなたは赤ちゃんの時に、お乳を飲ませてもらった時、おむつを替えてもらった時、1回1回お礼を言ってきたの?」と質問されました。そのひと言で自己中心な自分から目が覚めました。自分の記憶にない、1番大事なおかげさまをすっかり忘れていました。
今、そのお返しをさせていただける事がありがたい事なんだと、気づかせていただきました。
迷いの六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天国)から聖なる四界(声聞・縁覚・菩薩・仏)へ行くには、常に自分の心にご本仏さまを勧請し、主任さん・支部長さんに求道して、善き縁に触れ、真心込めて実践することが大切だと思います。

降誕会を機にお陰さまの心を忘れず、自己中心の心から常に1歩踏み出して、人さまの為によき縁を結ばせいただき、かけがえのない尊い命を輝かせて行けるよう精進させていただきます

                            合掌