舞鶴教会  水子供養2022

水子供養2022

今いただいている命に感謝

~こころ豊かに平和な世界になるよう

  仏さまの教えをもととして

すべての命に感謝し尊ぶ人をめざす~

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626()梅雨晴れの候、気持ちのよい青空がひろがる中、水子供養2022式典をさせて頂きました。

開式にあたり学生部長さんより、この世に命を授かったけれど生まれてくることができなかった小さな命、生まれてきたけれど僅かな時間しかこの世で過ごすことができなかった命・・・来世はきっと元気で生まれて来られ幸せになれますようにと願い、出会えてありがとうの感謝の気持ちを込めて、また、こころ豊かに平和な世界を築くことができるよう祈りご供養させて頂きますと言葉を頂き、まごころからのご供養をさせて頂きました。

説法では、支部婦人部長さんが息子さんとの会話の中で「僕はお母さんから生まれてきたんやろ?そしたら、お母さんは誰から生まれてきたの?」と質問されたことで「お母さんはお母さんのお母さんから生まれてきたんだよ。」「そしたら、お母さんのお母さんは誰から生まれてきたの?」と会話がしばらく続き、「いっぱいのお父さんとお母さんがいたからこうやって生まれてこれたんだよ。これが、一人でもいなかったら生まれてくることはなかったんだからご先祖さまに感謝だね。仏さまに手を合わせたらいいし、仏さまに喜んでもらえるように、良い事を沢山したらいいよ。」とご宝前の前であたたかなふれ合いが出来たこと、そして自分の子どもだけでなく、一人でも多くの子ども達がご先祖さまに手を合わせてほしい、青少年育成=婦人部育成、ほんのちょっとからでも仏さまのご縁にふれてほしいとの願うことがこの世に生まれてくることができなかった水子さん達に回向されるんだという心でお手取りに回られている事を発表してくださいました。

ハートフル法華経では、教務部長さんから「三つの実践」(※朝のあいさつをする=我を捨てること)(※人から呼ばれたら『ハイ』とはっきり返事をする=相手を尊ぶこと)(※席を立ったら必ずイスを入れ、履物を脱いだらそろえる=まだ見ぬ人の仏性を礼拝すること)をいつでも・どこでも・誰にでも例外なく必ず実践することで、心・身・形を整えることにつながり、あたたかな笑顔あふれる家庭をつくることができると教えて頂きました。

教会長さんの説法では、法師品『是の諸人等は已に曾て十萬億の佛を供養し、諸佛の所に於いて大願を成就して、衆生を愍むが故に此の人間に生ずるなり』から、何にも心配が無い、救われきった状態に居ながら、仏さまにお願いをして「私をこういう人生の中で仏さまの教えを支えにして立派に生きて、その姿をみせて法の証明をしたいので、ぜひこの人間に生まれさせてください」と、みんな誓願して生まれてきたのだと教えて頂きました。

今いただいている命に感謝するその大元は三宝に帰依することにある。まずは仏さまに生かされているということに感謝。

そして、今自分が産み育ててきた子ども達や孫達が諸精霊に回向できるような日々生活が送れるように教え導いていくことが親としての大事な役割であることを教えて頂きました。

今日の水子供養を機縁に、生活の場で世のため、人のために身の布施・法の布施・財の布施行、何かできることをさせて頂き、ご先祖さま、水子の諸精霊に回向させて頂く人生を送らせて頂きます。  合掌