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平成22年5月5日
5月信行方針 「自らを拝む」 久保支部長が解説。
今私たちはとうていあり得ない奇跡のような人間のいのちを授かりこの世に生まれました。このいのちの有難さ、いのちの尊さに気づいて自らを合掌できたとき、仏さまへの心からの合掌礼拝ができ、人さまも拝めるようになります。そのためには先ず自己愛を少しずつ拡大することです。はじめは身近な親や家族から、そして友人・仲間、地域・社会へと他人の自己愛を思いやることです。ともに喜び、ともに悲しむ関係になろうと努力することで社会全体へと関心が広がり、ボランティア活動やアームズダウンの署名運動の必要性がわかってきます。人さまに対してお辞儀という行為をすることで自分を拝む、すなわち自分が人さまを拝むことによって人さまからも拝んでいただける。それはお互いに尊敬するということであり、そこにお辞儀というものの厳粛な意義があります。また、自分の尊さがわかるにつれ人の欠点・短所も目に付くのはそれが自分にあるからであり、他を否定せず、お互いを尊敬しあい拝みあうことで自分を見つめ直すことが出来ると会長先生は結ばれました。