野田頭教会長年頭ご挨拶より

新年明けましておめでとう御座います。

昨年は青少年が主体となって、アームズダウンの署名目標8,400名の4倍を超える35,600名をやりとげる事が出来ました。出来た!のおもいと、世直し菩薩行に全力で取組めた事により、多くの方々が一回りも二回りも大きく成長され、又ご本部感謝の集い団参が感動の中に行なわれ一年の締めくくりが出来ました。青少年を先頭に皆で誓った舞鶴のおもてなしの心(やさしい、温かい、すべては一つ)を、地域は勿論日本に世界に発信して参りましょう。

ご親教の中で、会長先生は今年の心構えを、お書き初めに「合掌」「法燈」と書き示して下さいました。お釈迦さまも開祖さまもご入寂されましたが、説き示された教えは永遠でありますから、今年はさらに自灯明、法灯明の精神を大切に法を灯として、人格の向上、完成を目指して仏道を歩ませて頂ときましょう。人格を向上させ、道を極めるには、道具とコツが必要であります。道具とは色々ありますが、その中で読書が大切であります。これには読経も含まれますので、朝夕のご供養を心をこめてさせて頂く。そしてコツとは、実行することが大事。このことがピタリと重なり合って人格向上につながります。もし失敗したら善き友といっしょに法座の中でありのままを話しかみしめ、ご法の習学につとめてまいりましょう。

本年次は一人ひとりが明るく、優しく、温かい人間になって家庭や職場、地域社会のオアシスの役割を集めた人間として新生を図って頂きたいものです。不況や就職難など、世の中には課題が山積みしております。こうした時こそ仏さまの教えをよく学び活かしていくことが大切です。現象にはプラス、マイナスはなく私達の見方次第ということですから、今命があることに感謝する、足るを知って感謝の日々を送らせて頂き、今日を大事に生きてまいりましょう。私達の歩みは一生もの、急がず、休まず、明るく、優しく、温かい人になることを目指して、世のため人の為に布施行に励ませて頂きましょう。本年のよろしくお願い申し上げます。