1月信行方針 野田頭教会長法話

佼成1月号救い救われの本質について話された。私達は一般的に「苦しい時の神頼み」のように救いを求めます。それに対して、経典には「なんとかしてみんなを仏の道に導き入れ、はやく仏の境地に達して幸せになってもらいたいと、つねに念じている」と書かれています。つまり仏さまは、いつも私たちを救おうと願って下さるということです

 救いを求める人にとって、目の前の苦が軽減すれば、それは一つの生きる励みになります。

 教会長さんは救われの事例を、三世代が同居されている家庭で、お嫁さんとのいざこざ(苦)を、おばあさんが嫁は洗濯をしなくすべて私がしていると不満に思っていた。お嫁さんは家族の為に一生懸命働いてくれているのでとのご指導を受け納得されたが、数日後休日なっても何もしないとの不満を、お嫁さんはせっかくの休みなのでゆっくり休みたいのではないのですかとの一言で、おばあさんも納得され、気持ちがすっきりとし鼻歌が出るほど心豊かになり歌ってやっていると、お嫁さんのほうから感謝の言葉を頂き嬉しさと共に驚きを隠せなかったと事例を聞かせて頂き、仏の言葉(教会長)を素直に受け留め実践することによって、苦が軽減されただけではく喜びに変わったと、自分がしてやっているとの心を、させていた頂いていると感謝の心に変えることで、相手も変わり家庭内の不和も無くなり、生きる励みとなった善き実践例であります。

 人の心を変えることは出来ないが、自分の心を変えることによって相手の心も変えることがでることを学ばせて頂いた法話であった。