寫瓶無遺 おやじの一言

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10の事をしろと言われて、「はい、はい」と、ただ10の事だけをしていると言うのだけではいけない。10と言われたら、11でも12でもいいから、自分が主人公になったつもりでやる。命じられたからしかたなくやるという受け身の姿勢でなく、自分の主体性を持ってやる。すると、すべてが楽しく、生きがいあるものになってくるのです。

おやじの一言

 多くの会社が抱えている問題(10の仕事だけの人)の一つであろうと思われる。これも時代の流れとかたづけられない問題であるが、終身雇用制度が崩れゆく雇用形態の変化もあるのではと受け止められる。だが国民性が変わったわけではないので、仕事の結果に対する上司の一言(誉め言葉)が、主体性を変える一助になる。