「酸いも甘いもかみわけた苦労人」とよく言われます。酸いも甘いもかみわけた苦労人、いい言葉です。真実をついています。世の辛酸を嘗めつくした人は、人の喜びも悲しみもよくわります。ここが大事なところで、人生の喜びも悲しみもよくわかります。だから人に頼りにもされ、慕われもするのです。人に頼りにされ、慕われる人になってほしいのです。そうゆう人を増やすために開祖さまがこの会を作られたのですよ。
苦労は貴方を成長させる、苦労が無ければ心身共に衰えるとおっしゃっておられるのです。辛酸をなめつくした人は、苦労を幾度も幾度も体験し身に備わった人です。人生の苦しさもよく解る、だからこそ人にも頼りにされ、信頼もされ慕われる。つまり苦労をくぐりぬけると、物事に対する視野が広くなるばかりでなく、心に深みが生ずるのです。