「節分の集い」 平成28年1月31日(日)
立正佼成会では、節分を“節の切り替わる日”であると同時に仏教徒として“心を切り替える日”として節分会を行っています。「鬼は外、福は内」と豆をまきますが、「福」とは身福(健康)、財福(お金)、心福(心の幸福)の三つを、「鬼」とは貪り、怒り、愚痴の三毒を指しています。「豆まき」には、三毒を追い払い、三福を招き入れるという願いが込められています。
舞鶴教会でも1月31日(日)に、多々見舞鶴市長さんや府議会や市議会の議員の方々を来賓にお迎えし、「節分の集い」を行わせて頂きました。多くの信者さん方が参拝される中、厄年・還暦の女性による奉献、年男・厄年・還暦の男性による豆まき、福娘による福袋のお渡しなどにぎやかに楽しく集いが催され、青壮年による寸劇も大いに集いを盛り上げてくれました。
多々見市長さんからは、シベリア抑留資料世界記憶遺産登録や京都縦貫自動車道、若狭舞鶴自動車道の開通による近畿地方高速道路のネットワークの完成、舞鶴港(日本海側拠点港)の改修、クルーズ船入港数の大幅な増加などの成果により人や物の流れが変わってきていること、企業誘致の話がたくさん来ていること等の市政の状況をお話し頂き、今後の舞鶴市の展望について、丁寧にきめ細かく、熱く語って頂きました。「舞鶴を元気にしたい。みんなが住みやすい安全な街、働きやすい街、訪れてみたい街の実現を」、「舞鶴の豊かな自然、歴史、文化、伝統を大切にすることが大事だ」「0才から15才までの15年間の義務教育をしっかり教える(舞鶴市教育振興大綱)」という多々見市長さんの思いがひしひしと伝わり、市長さんの「京都北部地域連携都市圏」への夢が、私達一人ひとりの心の中にも舞鶴に対する明るい希望の光を灯して頂くものとなりました。新幹線誘致が実現できるよう応援したいと思います。ありがとうございました。
教会長さんの説法では、九星による今年の心の持ち方、精進していくときの心がけなどについてお話し頂き、「九星は85%、法華経は100%。仲間を大切に、させて頂いて有り難い、していただいて有り難いという心になれば今のままで幸せになれる。開祖さま生誕110年の年、自分のみならず家庭・社会・国家・世界の人々を思いやる『広大智慧観』の心になるよう努力しましょう」とご指導いただきました。信者一同、節分の「心を切り替える日」を「精進の決意を新たにする日」とさせて頂きたいと思います。合掌