学校が夏休みに入ってから、教会にも子どもたちや学生の元気な姿がふだんより多く見られるようになっています。
8月朔日参り・布薩の日式典では、7月24日に近畿支教区で行われた少年少女フェスティバルで司会を務めさせて頂いた小学六年生の女子の功徳の発表から学ばせて頂きました。
司会のお役を通して、はじめは不安だったけど、二人で励まし合いながらできたことや支えてくれている人たちの大切さがわかったこと。また、「おばあちゃんや、教会の人たちが応援してくれたから大きな声が出せて、上手に司会をすることができた。だから支えてくれた人たちに感謝したい。言葉では言えないほど新しい経験ができ、新しい事が学べてやってよかったと思った。この気持ちをたくさんの人たちに広げたい」という気持ちを聞かせて頂き、集まっているみんなで大きな励ましと感謝の拍手を送りました。
次に中舞鶴支部の組長さんの発表では、入会した頃、姓名鑑定をしてもらい素直に幹部さんの言われる通りに毎日、朝は法座、昼からはお供修行をする中で、教えが楽しくなり、色々な人とふれ合って自分の幸せを感じたこと、少しでも人さまに幸せになって頂けるようにと一生懸命やるようになったこと、その後も熱心にお役に励み、感謝の毎日を送らせて頂いているということを聞かせて頂きました。
素直に人さまの幸せを念じて、行じることの素晴らしさをその組長さんの姿から学ばせて頂きました。
教会長さんの説法では、8月11日、舞鶴・平地区の引き揚げ桟橋で行わせて頂く「戦争犠牲者慰霊平和祈願・引揚桟橋ご供養」についてお話し頂き、次のことを学ばせて頂きました。
〇この「戦争犠牲者慰霊平和祈願・引揚桟橋ご供養」は、「明るい社会づくりの運動」として始まった。地元の信者さんたちのお陰さまで今まで続けてきている。私たちが、宗教者として、心から犠牲になった方々の慰霊をし、戦争は絶対しないということを、そして、この場を次の世代につないでいきましょう。
〇開祖さま、会長先生に教えて頂いているように、戦争犠牲者の方々に対する心からの感謝、慰霊が大切。その方々のお陰さまで平和憲法があり、今日、こんなに幸せにならせて頂いている。そして、「戦争のない世の中になって欲しい。子どもたちに健やかに育って欲しい」というその犠牲になられた方々の思いを我々が引き継いで行じさせて頂きましょう。
また8月「佼成」の会長法話「まず自分から」を通しては、私たちは仏の御いのちをいただいている菩薩だから、主任のお役も、支部長のお役も、その他全部、自分が任されているお役だから「どうやって人さまに幸せになって頂くか」と考えていくと楽しい。友人・知人、身近な人に、そして入会した会員さんに「入会して良かった」と思ってもらえるように、ご法話から学ばせて頂いた行を、今月も、益々、努力精進して取り組んで参りましょう。夏は夏らしく汗をかいて、努力して参りましょう。
「まず自分から」と率先躬行し、「まず人さま」と心を砕き、私たち自身がそのように自分がせずにはいられない、そんな思いで慈悲かけをさせて頂ければと思います。その修行の為に、教会も、宮津連絡所もあるわけです。
長期自由参拝に入りますが、どこにいても会長先生のお心の如くにお互い様、努力をさせて頂ければ、有意義な有り難い自由参拝になると思いますとご指導頂きました。
八月は、終戦という特別なことがあった月であり、全国で様々な行事が行われます。また、お盆で家族や親戚で集まったりする機会もあることと思います。
今、平和に仲良く暮らすことができることに感謝をして、どこにいても、教えの如く、「まず自分から」の心で、一つ一つのことに魂をこめて、生活をさせて頂きたいと思わせて頂きました。
今年も、8月11日に、平地区の引揚桟橋で 10時から「戦争犠牲者慰霊平和祈願・引揚桟橋ご供養」をさせて頂きます。
ぜひ、多くの方々に参拝いただきますよう、お願いいたします。 合掌