平成29年2月1日  朔日参り布薩の日式典

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                 朔日参りのご供養

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                 会員教育修了書授与
                 
 

寒修行が終わり、2月を迎えました。2月は、如月。2月を如となして、万物、自然、草木・・・森羅万象すべてが春に向かって、動き出します。舞鶴教会でも2月には、節分会、節分の集い、涅槃会などの行事を通して、さらなる躍動を目指して動き出す月にしていきたいと思います。

 

 21日、朔日参り布薩の日式典に多くの信者さん方がお参りをされました。

功徳の発表では、昨年10月にご本部でご本尊を勧請された宮津加佐支部の教務員さんが1月に行われた寒中法華三部経読誦修行に参加する中で得られた気付きについて発表されました。

はじめ三部経の読誦が難しくてついていけず、「こんなのやってられない」と思ったのが、導師のお役を頂き、支部長さんと一緒に読誦の練習をし、本番でみなさんが自分に合わせてゆっくりとあげてくださった優しさと温かさに感動したこと、信者さん方が毎日、遠くから来られて朝晩、読誦される姿に導かれて、自分も朝晩、読誦させて頂く事ができたこと、また、家庭では、腹を立てる時間が短くなり、御主人にも「いつもより、元に戻るのが早いやん」と言われたことなど発表され、できることもすぐ諦めてやろうとしない自分が初めて努力することができたとその喜びを発表されました。

そして、今後の宮津加佐支部において、支部のテーマ「宮津連絡所を拠点にして自ら手取り、導きに取り組み、各家ご命日の実践を呼びかけよう。」に沿って努力精進したいと意気込んで発表されました。

 その後の支部長さんのかみしめでも、宮津連絡所において、この寒中読誦修行の間に「32人の導師を立てなさい」という教会長のご指導通りに実践させて頂いたら、学生部の方や青年部の方、壮年部の方等、本当に32人以上のたくさんの方々にお役をして頂くことができたこと、雪が積もって困っている時にも、雪かきを率先してやってくださる方が出てきてくださるなど、本当にありがたいことがたくさんあったことを聞かせて頂きました。

 

本当に、今年の寒中読誦修行も、厳しい寒さに耐えて、苦難に立ち向かい、たくましさを身につける有り難い読誦修行をさせて頂くことができました。

 

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                 教会長説法

 教会長さんの説法では、教団80周年を来年に控えて、今年は「一人ひとりの心田を耕す佼成会」という教団総合目標、最後の年であり、今までの「方便教化の時代」「真実顕現」「普門示現」ということを全部含めて、「はい」と素直に受けて行じていくこと、教えに沿って行じていくこと、多くの人に教えを伝えて世の中をよくしていくことを目ざし実践していくこと、そして、自分の心田を耕すよう、諸仏に守っていただけるような自分になれるよう研鑚を積んでいくことの大切さ、100人の人がいたら100通りの慈悲かけをさせて頂く事の大切さを教えて頂きました。

 

 また、2月の開祖さま法語録に基づき、「家族の絆を強くしなければ幸せになれない」ということを教えて頂き、親が神仏を敬うということを身で示していくこと、家庭に「戒(よき生活習慣であり生き方の手本)―――五戒」があることの有り難さを教えて頂きました。

会長先生
ご法話では、「諸行無常、諸法無我、一切皆苦といった仏教の根本とともに、すべてを仏のおはからいと見ることや自らを深く省みることを繰り返し学ぶことで『気にしない人』に自ずから変わっていくのだと思います。」というのは、心田を耕すことであり、そういうことを心がけて行じてさせて頂き、この2月も身近な人に思いやりを、親切行をさせて頂けるよう精進いたしましょうとご指導いただきました。

 

 寒修行を通して精進させて頂けたことに感謝し、さらにこの2月、開祖さま、会長先生の示してくださった家庭での実践、自らの心田を耕すことを大切にして、支部のテーマ、自分のテーマにそって精進させて頂きたいと思います。

もうすぐ節分会です。酉年の年、勢いよく羽ばたいて参りましょう。    合掌