平成29年4月8日 降誕会式典

4月8日降誕会式典が行われました。

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    奉献の儀では、支部代表約10人のお稚児さんが参加され参拝の会員さんが笑顔で見守るなかサリーを着た青年女子部員さんに付き添われて献花をされました。

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    学生部長さんが降誕会の意義をわかりやすくお伝えされたあと功徳の発表が行われ,少年部リーダー練成に参加された少年部員さんとアジア高校生の翼に参加された学生部員さんが感動の発表をされました。

    そして会長先生のご法話をインターネット配信にて学ばせて頂きました。

   ご法話では、仏様の教えは諸法実相であり、ありのままの姿で見ていくと花が咲くのも、散るのも実相であるということ、いのちを頂いたことが有り難いこと、社長とか様々な役職等の肩書をはぎ取って、裸にして残るもの、いのちに感謝させて頂くことを教えて頂きました。

   いのちに文句を言うことも不殺生戒になることであり人のいのち、動物のいのち、すべてのいのちが尊く浴しているあらゆるいのちを生かしていくことが大切であるということ,お釈迦様の願い、本当のお慈悲を受け止めて
精進していくことが大切であることを教えて頂きました。

   最後に野田頭教会長さんから説法を頂きました。

   教会長さんのお説法では
「仏教のいのち法華経」の61ページから64ページにあるように花御堂のお釈迦様のお姿から誕生されたとき
四方へ向かって七歩ずつ歩かれ右手をもって点を指さし、左手をもって地を指さし,「天上天下唯我独尊」と宣言されたことから事実と真実の違いについてお説法くださいました。

   表面に表れた事実だけを見て、右往左往するだけでなく,真心をみていくことが大切でありそれには心田を耕すことが大切であること。作物を育て収穫を得るためには田を耕すのと同じように一切合切が仏さまのお慈悲であり、お手配でありお経をあげることやトイレ掃除など布施行をさせて頂くことで心田が耕され,あらゆることが有り難くなってくるのです。

   人間の怒り、貪り、愚かな怒りや考えという心の雑草も生えてくるけれど,わがままや自己中心の心を雑草と同じように土と一緒に鋤き込んで養分にしていくことが大切だと教えて頂きました。

   今頂いている幸せに気付いて,「ありがとう」「おかげさまで」と感謝の言葉にしていく。
心にいろんな思いが湧いてきたときに「また教えて頂いた!」「ありがたい!」と受け取り,精進のエネルギーと心の成長のエネルギーに変え、利他の行いにしていく。

自分が嫌だと思うことに、ご縁を結んでいくと成長していくということを教えて頂きました。

    式典の後は地域布教に出る支部も多く,お天気のなか、お釈迦様がお生まれになられた日とその意義を多くの方にお伝えできたことと思います。

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   地域布教では、このようなリーフレットを渡させてもらいました。

この日を待っていたかのように桜の花が咲き,本格的な春の訪れを感じる1日となりました。

この季節は入学や就職、転勤などで,新しい環境の中で過ごされてる方も多いと思います。

   みなさん、どんなときでも仏様が見守ってくださっていますので迷ったときはいつでも仏様のところにお参りしてくださいね。

                               合掌