平成 29年7月 朔日参り 布薩の日式典

山々の緑が一段と濃くなり初夏を感じさせる季節となりました。いよいよ7月に入り、下半期のスタートです。
7月朔日参り布薩の日式典には、多くの信者さんが参拝され、式典を通して教会長さんから下半期に向けて、心構えを頂きました。

DSC_0009

御宝前には、今日から、盂蘭盆会に向けて先祖の霊をお迎えするための牛(茄子)と馬(きゅうり)が真菰(まこも)で編んだ敷物の上に載せてお供えされました。

7月15日の盂蘭盆会には、一家でも多くのご先祖さまにお供養をさせて頂けるよう、お手どりをさせて頂きたいと思います。

功徳の発表では、宮津加佐支部の壮年部の方が、ユンボで作業をしていたところ、ユンボごと足場から転落して足を挟まれてしまった。普通なら即死になってもおかしくないところを、足の骨折だけですんだことに、本当に心から、仏さまのご守護と受け取らせていただくことができたこと。

葬式仏教という認識しかない自分だったが、息子の死を通して、佼成会の修行する奥さんの姿を通して、この教えの素晴らしさに目覚め、生涯現役の心で社会のため、佼成会のために頑張るという決意を発表されました。

次に舞鶴市の社会福祉主事の方に来ていただいて、高齢者が安心して暮らしていけるよう介護,福祉,健康,医療など様々な面の支援について学ばせて頂きました。
質問もたくさんさせて頂き、困っておられる信者さんのお役に立てるような細かい諸々のことも教えて頂きました。
分からないことや、困ることがあったときは、まずは、地域包括支援センターに相談の電話をかければ、丁寧に教えて頂けることも教えて頂きました。

こういう企画をして頂いた深いお慈悲に感謝させて頂きました。

教会の青年男子部長からは、7月29日「ちゃったまつり」前夜祭の出し物「手作り神輿づくり」作成への協力のお願いがありました。

ここ数年、舞鶴港に入港してくるクルーズ船が増えているが、この入港が、今後ますます舞鶴の活性化につながるようにという願いを込めて、船を34,799羽(舞鶴の世帯数)で飾りたい、青年部全員で一人160羽を折ることになるが、ぜひ、みなさんも、ご協力をと熱く、熱く訴えて頂きました。

帰るときに、一人ずつ白い正方形の折り紙をもらいました。青年男子部長の熱い思いが伝わり、さっそく、折り始めている人がたくさんいました。成功を祈りって、思いを込めて折らせて頂きたいと思います。

DSC_0006

教会長さんの説法では、7月の会長先生ご法話「相手を認め、讃える」から
①相手に仏・菩薩の輝きを見ること。
教会長・支部長やその他、諸々の役職やすべてをはぎ取った後に残るのは何か・・・それは、「いのち」
相手の「いのち」を讃歎すること

②相手を認め、讃えることについて大切なことは、ノウハウや言葉ではなく相手の成長を心から願う気持ちに尽きる

開祖さまご著書「この道」のP96~P100から、会長先生を思う開祖さまのお心を教えて頂きながら、相手の成長を願う気持ちで相手を認め、讃えることの大切なことを教えて頂きました。

青年部の「ちゃったまつり」手作り神輿については、ぜひ結果を出したい。やればできる。一人でやろうとせず、少年部やその友達などみんなで折ったらよい。みんなで舞鶴のさらなる発展に少しでも、波紋を与えることができればと思う。

8月の「少年・学生団参」には、青年部がどうしても自分たちの手で連れて行ってあげたいという思いを持ち、リーダー育成に一生懸命取り組んでいる。
開祖さま、会長先生から青少年育成には、特に応援してきましょうと言って頂いているので、ぜひ子どもたちに有意義なご縁が結べるようにしていきましょう。

暑いからこそ、汗をかいて、元気に夏を乗り越えて、多くの人に良い縁を作らせて頂きましょう。

とご指導頂きました。

「行雲流水」の心で、いろいろなことにとらわれず、「暑い、暑い」と愚痴を言わず、目の前の人の認め讃えていける自分になれるよう、今月も「ちゃったまつり」や「少年・学生団参」の手どりを通して精進、精進、また精進!の心で布教伝道させて頂きたいと思います。         合掌