平成29年8月1日(火) 朔日参り布薩の日式典

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   猛暑日が続く中、はや8月を迎えました。8月は、広島原爆忌、長崎原爆忌、月遅れのお盆、終戦記念日と慰霊の日が続きます。

朔日参り布薩の日式典では、この大事な8月の心構えをご指導いただきました。

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功徳の発表の前に立花産業舞鶴出張所担当の職員さんが1名、新しく入られたので紹介がありました。日頃、立花産業の職員さん方には、私たちが病気やけがをした時も安心して生活できるように物心両面にわたって、色々と相談に乗って頂いています。「皆さんのお役に立ちたい。喜んで頂きたい」と親身になって対応して頂いていることに心から感謝でいっぱいです。

 

功徳の発表では、主任さんが日頃のお手取りの中で、盂蘭盆会のお戒名を出して頂くことと「ちゃたまつり」のおみこしをつくる折り鶴のお願いとが重なり、「たいへんやなあ」「どうしよう」と思ったけれど、させて頂こうと思い、組長さんの家を一軒一軒回って、お願いをしにいったら、気持ちよく折って頂け、「もっとないか」と喜んで祈りを込めて折って頂けたこと。

そして、その鶴を折ることを通して、盂蘭盆会のお戒名を出して頂くお手取りもできたことを喜びで発表され、そのことを通して、方便ってすごいなあ、自分がその気になったらいろんな所に方便の種が落ちているんだなあという気づきも発表されました。そして、お姑さんとのふれ合いを通して、まだまだ、いろんなことをお姑さんから教えて頂きたい。これからも元気でいて欲しいということを感謝で発表されました。

 

ご本部の「議員交流会」に行かれた胆付市議会議員さんからは、基調講演からの学びを聞かせて頂き、池田府会議員さんからは、府政の報告、近況報告を聞かせて頂きました。

両議員さんが佼成会の教えを市政や府政の中で皆さんの幸せのために生かし、活躍されていることが大変有難く感じさせて頂きました。

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   教会長さんからは、8月に当たって、「佼成8月号」の「開祖さま法語録」「会長先生ご法話:見えないはたらきに気づく」と今日の式典の「功徳の発表」と繋げて、次のようにご指導頂きました。

 

①お盆の法要と折り鶴の手取りから素晴らしい気づきが頂けたという功徳の発表があった。「それによって何が学べたのか。何がつかめたのか」ということが大事。体験したことを智慧にしていくことが大事。開祖さまは「お経には力がある」と教えてくださっている。しっかり信じて、行じ切ること。お経をよく読んでかみしめてみると「こうするとこうなるんだよ」と解る。

 

②宗教や信仰が「目に見えないものを見えるようにする」ということは、現実生活の上では、「顛倒の衆生(ものごとを誤って受けとったり、自分本位のかたよった見方をしたりする)」にならず、素直になることが大事。開祖さまが言われたことを先ず実行させて頂く。

 私たちは、お経文にもあるように「目を閉ずれば則ち見、目を開けば則ち失う」となりやすい。また、四顛倒(常顛倒・楽顛倒・顛倒・我顛倒)にも陥りやすい。

 

何事も心が大事。御宝前を中心にした生活ができるよう、一つ一つ信仰の基本的な行法を子ども達にも教えていくことが大切。

 

③お盆の月。「衆生 仏を憶念すれば、仏 衆生を憶念す」と開祖さま法語録にあるように、仏さま、ご先祖さまに帰依することを大事にし、開祖さま、脇祖さまとのご縁、身近な支部長、主任、壮年、青年、法輪さんなどのご縁を大切にして、心通わせ、できることをさせて頂きましょう。共々に、菩薩行に励んで参りましょう。

 

とご指導頂きました。

 

 

お盆の月を迎え、ご先祖さまへの感謝を深くし、命の尊さ、多くの人の支え、友や家族の思いなど目に見えない大切なものに少しでも思いを馳せることができる自分になれるよう精進させて頂きます。合掌