平成30年4月 朔日参り(布薩の日)式典

さくら4月6日

 

舞鶴は、柔らかな春の日差しに溢れ、櫻の花も一気に満開となりました。

4月1日ご供養はなみどう
朔日参り(布薩の日)のこの日、舞鶴教会では、式典の中で、降誕会式典・降誕会地域布教の実践、青少年育成の実践、手取り・導きなどさらなる菩薩行実践の決定を新たにさせて頂きました。

 

ご本部の「全国トップリーダー卒業生の集い」に参加した7名の中学生が教会に帰着し、すぐに帰りたての湯気の出るような感想を聞かせていただきました。

 

☆弟ぐらいの年の子(幼稚園)は、周りいろんなものを吸収して人間として生きている時期。よい言葉を聞かせることが大切だということを教わった。私から色々なよい言葉「ありがとう」とかをいっぱいかけて、家の中を良い環境にして、いいものをいっぱい吸収できるようにがんばりたい。

 

☆「菩薩行実践」のブースに参加させてもらって、大聖堂にあるイスを拭くということを実践させてもらった。身近なことが菩薩行につながっているということがわかった。

 

☆脇導師のお役をもらって「貴重な経験やから、がんばりなよ」と言ってくださった。そんな貴重な経験をさせていただいて嬉しかった。

 

☆光祥さまのお話を聞く中で、朝ご飯でも、色々な人に支えられて食べることができている。色々な人に支えられて生きているんだと思って感動した。生かされているということに気付けた。

 

☆開祖さま・脇祖さまクイズで楽しく学ぶことができた。

 

☆会長先生や光祥さまの話も聞けたし、大聖堂の一番近い所で学ぶことができてよかった。

 

 

一人発表が終わる度に大きな拍手を送りながら、私たちも、中学生の目をきらきらさせた輝く姿に感激し、温かい気持ちでいっぱいになりました。

 

続いて、3月24日、25日に西方寺平で行われた「少年部リーダー練成」に参加した子ども達が学んだ事を発表してくれました

 

4年生から参加できる練成で待ちに待って、初めて参加して楽しかったです。「雲の上ゲストハウス」に行く前に教会でみんなで食べたカレーライスはおいしかったです。「鮭の放流」では、1㎝ぐらいの鮭を2匹もらいました。海にはえさがいっぱいあるので4年から6年ぐらいいることを教えてもらいました。僕は、もらった鮭にシーモスとエックスという名前をつけました。「大きくなって戻ってこいよ」と言って放流しました。

 

2日目は、かまどでご飯を炊いたり、薪を割ったりして楽しかったです。ご飯は、少し焦げていて固かったけれどおいしかったです。薪割りは、おじいちゃんに教えてもらっていたのでバサッとうまく切れました。「雲の上ゲストハウス」で朝早く起きて、雲海が見られてすごかったです。

 

僕は、家で食器を拭いたり、片付けたり、洗濯物をたたんだりお手伝いをがんばります。

 

☆初めて参加して、数珠の持ち方を初めて知って、緊張しました。みんなでカレーを食べられて嬉しかったです。牛の見学では、子牛がいてかわいかったです。鮭は4年後にもどってくるとわかりました。寝袋の準備が楽しかったです。薪割りは、力が必要とわかりました。

 

☆お釈迦さまの誕生日とお母さんの脇から生まれたと聞いて、びっくりし、すごいなと思いました。牛の見学は、牛乳のようなにおいがするのかと思っていたけど、思ったよりくさかったです。初めて見た牛は、立派だなと思いました。鮭のことでは、鮭は他の魚よりかしこいとわかりました。いのちは、どれぐらい大切なのかということを学びました。ご飯では、昔の人たちは、とても固いご飯を食べているということがわかりました。新しい友達がたくさんできました。

 

最初、ちょっと不安だったけど、みんな元気だったので、不安だった気持ちもどっかへ飛んでいきました。みんなと仲良く、楽しく過ごせたのでよかったです。私もみんなのように元気にしゃべったりできるようにしたいです。そのために自分から声をかけたりして、あいさつ、返事、後片付けをがんばりたいです。

 

 

 楽しい発表をしてくれた小学生。付き添って行かれた大人の方からは、練成の間、子ども達が自分から進んで仕事を見つけて動く姿が、あちこちで見られたこと、言われたことには「ハイ」と気持ちの良い返事をして、率先して行動していたことなどを聞かせていただき、有意義な2日間を送れたことがよく分かりました。

 

 こうして、舞鶴教会で丸8年、ずっと続けてきている春と冬の「少年部リーダー練成」に参加して、大事なことを学び、育ってくれた子ども達が中学生となり日本をリードする人材に育っていくことを実感させていただき、希望の星としてきらきら輝いておりました。

 4月1日教会長説法

 

教会長さんの説法では、次のことをお話し頂きました。

 

◎「人を植える、100周年に向かって、菩薩を育てる苗代となる」ということは、今日の子ども達や中学生の姿のこと。皆さんの後押しであんなに立派に成長して帰ってきている。

そのためには、大人が骨を折らなければ、汗をかかなければならない。後20年後には、あの子たちが、立派なお父さん・お母さんになっている。そういうことを夢見て、今から青少年育成にしっかり心を入れて取り組んでいきましょう。

 

◎会長先生が3月の佼成ご法話で教えてくださっているように「百千の灯あらんも 我を待つ灯は一つ」というような家庭になっていくことが、私たちが努力精進させて頂く基本になっている。(日頃、教えて頂いていることを実際にやっていかなければ、いくら平和論を唱えてもだめ。)

4月号の佼成のご法話「あいさつ一つで」「悲しみを知る人に」で教えてくださっているように仏性が輝いていない人、仏性があることを知らない人にできるだけ早く「ああ、私には、こんな素晴らしい可能性があるそういういのちをいただいているんだ」ということが分かるようご縁を結ぶ努力よう精進させていただきましょう。

 

 

4月は、降誕会、そして5月には青年の日の取り組みがあります。お手取りを通して、この教えに出合えた感謝の気持ちを一人でも多くの人にお伝えできるよう、相手の仏性を拝み、ご縁を結ばせて頂きましょう。

 

 

                                  合掌