8 月 18 日、爽やかな風が吹く晴天の中、終戦 73 年目を迎えた今年も引揚桟橋にて戦争犠牲者慰霊平和祈願式典をさせて頂きました。
戦争が終わったばかりで食べ物も満足にない時代に多くの引揚者にお茶やふかし芋をふるまい心からのおもてなしをし、 引き揚げの町として最後までその役割を果たしてきた舞鶴。
この引揚桟橋ご供養でもサンガのみなさんが丹精込めて作られたお花や野菜や果物そしてふかし芋などの御供物をお供えさせていただき、すべての戦争で犠牲となられた世界中の人びとに慰霊の誠を捧げ、全世界の平和を祈り、真心からのご供養をさせて頂きました。
ご供養後には、各支部代表の学生部・男女部・婦人部のみなさんが「今、平和について私の思うこと」と題して、それぞれの平和に対する思いを発表してくださいました。
戦争で犠牲になられた多くの方々のこと、そして今この瞬間も世界のどこかで戦争が起きていて沢山の尊い命が奪われていることを思うと、毎日ごはんを食べることができ、学校や会社に行けることが当たり前ではなく、沢山の「おかげさま」に生かされていることを感じずにはいられません。
人にやさしく、困っている人に手を差しのべられる、そんな心温かな自分にならせていただくために、まず私たち一人ひとりが平和な心をつくる菩薩行を実践させて頂きます。 合掌
青年教務員