平成31年2月15日 涅槃会式典

 
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「すべてのものは移ろいゆく。怠ることなく努めるがよい。自分をよりどころとし、他人をよりどころとしてはならぬ。法をよりどころとし、他をよりどころとしてはならぬ。」という言葉を最期に残されて、入滅されたお釈迦さま。

私たちは、お釈迦さまが悟りを開かれ、教えを広めてくださったお陰様で、今世、ご法の縁にふれさせて頂く事が出来ました。そのことに改めて感謝申し上げ、この涅槃会式典の日に、菩薩道に生き、努力精進させて頂くことを決定させて頂きました。

奉献2151

お供養1

けいはく文騒擾215

この日はご本部式典に参加させて頂き、ご本部の式典に合わせて奉献の儀、ご供養、啓白文奏上をさせて頂きました。舞鶴教会の奉献の儀では、各支部主任・各家ご命日実践家代表14名の方々が、み仏さまに感謝の誠を捧げさせて頂きました。


 主任さんの説法では、ご主人の病気を通して、仏さまに護られている有り難さ、自分が願いをもって朝夕のご供養で念じることの大切さ、自分を救うのは自分であることに気づかせて頂くことができた。これからは願いをもって人さまのために念じ、さらに菩薩道を歩んでいけるよう努力していきますと強い決定を発表されました。

こつこつと努力精進することが素晴らしい功徳となって、結果が出、幸せにつながっていくのだと学ばせて頂き、私もそうのような仏道を歩ませて頂きたいと思わせて頂きました。

説法2152

説法215

教会長さんの説法では、「やくしん」2月号と開祖さまご著書「菩提の萌を発さしむ」の「自灯明・法灯明に生きる」のところから次のように学ばせて頂きました。
★「自灯明・法灯明に生きる」と開祖さまから教えて頂いている。
・苦は原因となる自分の心を正しく整える、あるいは自分が善い縁となることにより必ずよい結果にかえていける。自分で解決できるものである。全て十界互具しているのだから、こちらが相手の思いをよく受けとめさせて頂いたら、その瞬間に変わっていく。こっちの縁のなり方次第です。

★仏さまと一体である本来の自己(仏性)を依りどころとして生きていかなければならない。
・お題目三昧、読経三昧、正しい仲間(正定聚)に入り、教えに集中していくことを続ければ人間らしい生き方になっていける。

★法灯明を大事にしていく。
・法灯明と
いうことを一心に念じ、行じていくうちに我が洗い去られ教えがしみこんで全く因縁が変わっていく。

★「すべての現象は、移りゆくものです。怠らず努力するのですよ」とお釈迦さまが教えてくださっている。会長先生は、仏教は自覚の教え、教えを生活にいかしてこそ救われていくと教えてくださっている。


「菩提の萌を発さしむ」の「自灯明・法灯明に生きる」(P256)に信仰者の心得4箇条を示して頂いている。①「私たちは、宇宙の大生命である久遠の本仏をよりどころとして生きよう」②「私たちは、不滅の真理を説かれた仏陀の教法をよりどころとして生きよう」③「私たちは、同じ信仰の和合衆であるサンガをよりどころとして生きよう」④「私たちは、自分の仏性を心のよりどころとして生きよう」
・今日の涅槃会を契機に、これから自分の仏性を頼りにして生きていくんだという心がけで、明るく、優しく、温かくご縁を結ばせて頂きましょう。誰とでも仏性満開になって素晴らしい我が家、ご近所、地域になっていくよう取り組ませて頂きましょう。

と学ばせて頂きました。

「自灯明・法灯明に生きる」「自分をよりどころとし、法をよりどころとし、怠らず努力する」、さらに「自分の仏性をたよりに生きていく」ということを改めて教えて頂いた涅槃会。本当に有り難く、仏さま、開祖さま、会長先生の願っておられることを一心にこつこつと努力精進させて頂き、舞鶴教会発足45周年に向かって歩んで参りたいと思わせて頂きました。
                               合掌