令和元年10月 掲示板


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 10月に入り、厳しかった暑さもようやく和らぎ、心地よい季節となりました。秋桜の花が色とりどりに咲き、山々も少しづつ紅葉が始まりました
また、今、大きな台風が迫って来ています。精一杯の備えをして、身を守り、声を掛け合い、どうか皆さん被害がありませんようにと祈るばかりです。

 
 今月は会長先生より、「仏」を供養すると教えて頂きました。

*なぜ「仏」がたくさんいるのか

   日々に出会う一人ひとりに 仏と受けとめ供養できる自分づくり

*「供養」の基本は思いやり

   人の悩み・苦しみが少なくなるように、楽しみが多くなるようにと願い思いやる

  と、教会長さんより今月の奉書を頂きました。

 

 お釈迦さまが、この世の中、人も物も全て皆 ”仏のいのちの働き”で存在していると悟られたように、私達の元は仏さまのいのち。私たちが生まれながら、どれだけ多くの人との出会いがあったか。
 それが全部、仏さま・・。私たちが日々に出会う一人ひとりを釈尊に倣って「仏」と受けとめて、日常生活の実践にしていく事が大切!と教えて頂きました。
自分の関わり方次第で、相手の方がほのぼの、嬉しくなるような縁にして行く。そうすれば、何かが変わり毎日が有りがたくなると教えて頂きました。

 

 恭敬・尊重・讃歎の気持ちを示す。これが「供養」になる。 
恭…わが身を謙遜してへりくだること。敬…相手の徳をおし尊び敬うこと
尊重…尊敬して重んじる
讃歎…徳をたたえて説く事
「供養」の中で一番大切なのは、教えを実践する事。それには、総戒名に示されているように、法道慈善の行い、道を歩むこと。八正道、六波羅蜜を実行すると、徳が満ちてくると教会長さんより教えて頂きました

 教えを実践するとは、出会うすべてのひとに明るく・優しく・温かくご縁を結ばせてもらう事。⇒相手の仏性が開くように縁を結ぶ事が一番、基本的に大事なこと。 開いて清らかな心になれるようにふれあいさせて頂くことが実践をする事と教えて頂きました。

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 何十年か前、土いじりが苦手な私が初めて花壇作りをした時、近所の方が「いつも、綺麗な花で楽しませてくれてありがとう」という言葉をかけて下さり一瞬で仏性が開き、花作りがワクワク・楽しみになり、やりがいを感じました。仏性を開くって理屈でなく、こういう事なんだと忘れられないご縁を度々思い出します

 

 ご先祖さまにも、生きている人にもさせて頂ける私達は、その日々の実践の中で慈悲・思いやりのあふれた人間になるにつれて「仏」に近づいて行くのだと教えて頂きました。
「出会う人はみな、すべて仏」と信じて、家族や出会う人に喜んで頂けるような笑顔・言葉かけで、ありがたいご縁を結ばせて頂き、自他共に仏性満開で45周年を迎えられますよう精進させて頂きます。
合掌

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舞鶴港に入港するフェリー