10月20日、舞鶴教会発足45周年式典を、ご本部から園布教相談役さまをお迎えして、開催させていただきました。
会長先生からのお祝いのメッセージに、「いま私たちは、開祖さまのお陰さまで、釈尊の教えに出遇わせて頂いています。身近にとらえれば、教会の諸先輩の導きによって今日の自分があるといえます。」とお言葉をいただきました。そのお言葉に基づいて、この記念式典のしおりに「先輩方の救わずにはおかない慈悲行の45周年に合掌 信念を受け継いで 惜しみなくつながる僧伽の和」と打ち出させていただいて、諸先輩への感謝の気持ちを新たにさせていただく45周年の式典とさせていただきました。
はじめに、少年部・学生部、青年部45名による奉献をさせていただきました。少年部さんは、仏さまにお供えするお膳の一品一品を心を込めてお供えさせていただきました。仏さまに向かって、一歩一歩、ゆっくりと歩ませていただくその姿は、本当にかわいらしく、こうして幼少の頃から仏縁に触れさせていただけることの有り難さ、大切さを感じさせていただきました。
参拝者一同で、感謝のご供養をさせていただきました。当日は、信者さん方の日頃のお手取りのお陰さまで、530名もの方々がお祝いの参拝をしてくださいました。
次に会員を代表して宮津加佐支部の壮年さんと西舞鶴支部の壮年さんがお説法のお役をいただきました。
宮津加佐支部の壮年さんは、次々と起こってくる仕事上の悩み、苦しみから逃れる事ばかりを考えていた時に、教会長さんからいただいたご指導や壮年部長さんからいただいたアドバイスを受けて、仕事の行き帰りに教会に来て、ご本尊さまに手を合わせてお顔を拝ませていただく日が続いたこと、教務員さんの勧めで会員教育に入らせていただいて教えを壮年部の仲間と学ばせていただいたり、宿直で悩みを聞いていただいたりしたこと、支部の青年男子部長をいただき、なんでも「はい」と素直に受ける努力をさせていただいたり、家で奥さんと一緒にお供養させていただき「何かかえたい」と願い続けたりしたこと、そしてその結果として積極的に業務に取り組めるようになり今は、職場のリーダーとして頑張れるようになれた。教会長さんから「(パワハラをしていた)上司が異動になったのも、退職願いを出していたのに会社から引き止められたのも、仏さまのおはからいだよ。有り難く受けとめなさい」という「仏さまのおはからい」の意味がようやく、わかってきたことを発表いただきました。
*最後に、ここまでこられたのも苦しい時に支えてくれたのは家族のお陰さまと奥様、子どもさん、お義父さん、お義母さんの名前を呼ばれて感謝された姿に、本当に感動いたしました。素直にご指導を受け、ご縁を大切にして、コツコツと努力された姿に、この教えは絶対、間違いないと思わせていただきました。ありがとうございました。
西舞鶴支部の壮年さんは、幼い時に両親を亡くし(母は、自分の命を犠牲にして産んでくれた。父は、戦死)母の実家に引き取られ、祖父、祖母、母の妹に大切に育てていただいたこと、主任さんから「あなたは、夫婦、子どもと別れる因縁ですよ。よい時にお導きいただきましたね。因縁を変えましょう。」と言っていただき、毎晩のように主任さんのお供修行をさせていただいたこと、若狭教会に開祖さまがご巡教で来られた時に一念三千の教えを説かれ「善いことも悪いことも、自分の心に描いたことが現れるのです」と教えていただき、大変感動し、これからは、マイナス思考をやめて、明るく生きていこうと強く決心したこと、主任さんのお供修行での現象や体験を通して、まさにこの教えは切れば血の出るような教え、人を救い救われて幸せになれる信仰であることを確信したこと、今は、儀式部長として、儀式儀礼、「信は荘厳より生ず」と心のありようについて修行させていただいること、入会させていただいて50年、家内、ご本部に奉職させていただいてる長男、少年部長の嫁、リーダーとしてお役をさせていただいている孫、「おじいさんの跡継ぎをする」と言ってくれている孫と、ご法のお陰さまで家族皆がお役をいただいて精進させていただいている。救っていただいた喜びでいっぱいであることを発表されました。
*先輩幹部さんの入会されてから今日に至るまでの努力精進の様子を聞かせていただき、本当にこの教えの素晴らしさ、自分の努力精進の大切さ、サンガの中にいることの幸せを感じさせていただきました。ありがとうございました。
[堤 舞鶴市副市長様]
[池田府議会議員様]
[本田衆議院議員様]
堤舞鶴副市長様、池田府議会議員様、本田衆議院議員様の参拝をいただき、有り難いご祝辞をいただきました。特に堤副市長さまからは、市主催のちゃったまつりやクリーンキャンペーン等の街づくりに日頃から大変協力いただいていると感謝のお言葉をいただきました。そして、これからの街づくりとして「人、街が輝く未来創造都市舞鶴 -次代を担う若者、子どもたちに希望を。お年寄りに感謝をー 」を掲げ、心豊かに暮らせる街づくりを目指しているので、今後もなお一層の協力をと依頼されました。舞鶴市と共に、未来に発展していく舞鶴を目指して、歩ませていただきたいと思わせていただきました。
園布教相談役さまからは、
〇周年は、過去から未来につないでいくもので、1回、1回の節目を大切にしていき、自分自身がどこに向かおうとしているのかを振り返り、確認することが大切。
〇今日の奉献のように幼い時に善根功徳を積むことは、決して消えないし、いつか芽吹いていくものである。
〇今日のしおりの会長先生からのお言葉にあるように、「願生の自分」一人一人の価値、原点に返るときに一番大切なのは開祖さまのお心。
〇「法華経の新しい解釈」の「はじめに」に教えていただいているようによき教えにめぐり遇っている幸せをかみしめ、真の法華経行者になることを目指してこれからも精進させていただきましょう。
と教えていただきました。にこにこと穏やかに、包み込むような笑顔で話される園布教相談役さまの温かい人柄に触れ、信仰によって修行することを通してこのような方になりたいと思わせていただきました。遠いところをお越しいただき、ご講話をくださり、誠にありがとうございました。真の法華経行者になることを目標として、努力精進をさせていただきたいと思います。
最後に教会長さんから謝辞をいただき、「ビリーブ」の大合唱、上野市議会議員の音頭で万歳三唱し、お開きとなりました。
続いて、会長先生のお慈悲で赤飯や飲み物を用意していただいて、第2部、「支部対抗おもしろ川柳大会」と「支部対抗岸壁の母」に突入させていただき、老いも若きも大いに盛り上がりました。
☆支部対抗川柳大会は、下の写真で一句!・・・各支部から、多くの川柳が応募されました。
☆川柳入賞作品: ご指導を いただいたのに でけへん!
ご指導に 心つまずき 石をける!
☆「支部対抗岸壁の母」(東舞鶴支部)
「支部対抗岸壁の母」(西舞鶴支部)
今日の45周年を機会として、新たな精進をお誓いし、教団100年、舞鶴教会50周年に向けて、一歩一歩感謝の心で歩ませていただき、自らの信仰を深め、一人でも多くの方に教えをお伝え出来るよう布教伝道に励ませていただきたいと思います。 合掌