春の柔らかく、暖かな光あふれる3月となりました。
今年の3月、朔日参り布薩の日式典は、新型コロナウイルス感染拡大を避ける対応のため、教会長、部長、当番支部長等、数名の方々のみの参拝となりました。
読経供養では、教会長導師のもと、新型コロナウイルス感染の収束と、信者の方々の安寧、平和な社会実現を願う深い祈りを込めて、妙法蓮華経方便品第二、法師品第十、如来寿量品第十六、常布教菩薩品第二十、陀羅尼品(各5回)を読誦させていただきました。
教会長さんの説法では、次のことを学ばせていただきました。
☆この道場、宮津連絡所閉鎖中の時間をどのように有効活用するかが大切です。会長先生から教えていただいた即是道場の精神で、身近な家族や大切な方々への身の布施行、法の布施行、財の布施行を実践させていただきましょう。
☆佼成3月号、会長先生ご法話「満足できる幸せ」に基づいて
・このご法話に込められた会長先生の願いを会員綱領につなげて考えさせていただくと、会員綱領の中にある一節、『仏教の本質的な救われ方を認識し』の中の『本質的な救われ』とは、
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◆求める生活から感謝の人生へ転換することであり、今、私たちがすでにいただいている幸せに気づき、「ありがとう」と感謝の心で受け取ること。
◆自分がすでに浴している恩恵に気づくことがそのまま本質的な救いなのです。
と会長先生から教えていただいています。私たち佼成会員が目指しているところは、この『本質的な救われ方』を認識できる人になることなのです。
・今月は、佼成会の創立記念日を迎えます。その月に、会長先生が「満足できる幸せ」というタイトルでご法話をくださったその願いは、開祖さまが佼成会を創立し、会員綱領を示してくださった、その会員綱領の中の『本質的な救われ方を認識し』て、そこのところを目指して、日々努力精進させていただく。そして、教えを学んで、実行して、行学二道の研修に励んで、多くの人々を導きつつ自己の練成に努めていくというあり方を通して、「求める生活から感謝の人生へ転換する」ということを身に付けていきましょうというところにあるのです。
☆今、教団では、コロナウイルスの対応で3月15日まで、教会閉鎖をして、対面布教等しないように方向付けをしておりますので、この機会を、コロナウイルスのお陰様で、すべての会員さんとつながるよい機会と捉え、電話やメール等でお元気にされているかどうか、慈悲かけをさせていただき、支部長さん、主任さん、お役者が心を一つに努力精進させていただきましょう。
☺『本質的な救われ方』とは、自分がすでに浴している恩恵に感謝し、教えを学ばせていただく自分は、いつでも「満足できる幸せ」のただなかにいることを心に刻み、今できる身施、法施、財施の実践に励ませていただくことであると創立の月に深く学ばせていただき、佼成会員として目指していることをより明確に分からせていただきました。
この道場閉鎖期間中に、会長先生ご法話「満足できる幸せ」をじっくりと拝読させていただきます。そして、あの人、この人と念じさせていただきつつ、電話やメール等で慈悲かけをさせていただくよう、努力精進させていただきたいと思います。合掌