令和3年10月 朔日参り布薩の日式典

教会長」説法

万燈

日々ありがとうございます。虫の音が秋の訪れを告げる頃となりました。

10月1日、ご本部の配信を通じ光祥さまご導師の元、朔日参り布薩の日式典をさせていただき、今月の精進をお誓いさせていただきました。

教会長さんの説法では次のように教えていただきました。

会長先生から「原点に帰ろう」とご法話をいただいています。原点に帰るという意味では、舞鶴教会の親教会は若狭教会です。若狭教会は今年60周年を迎えられます。導いていただいた時はこんな状態でしたが今はこんなに幸せになりましたという恩を感じる「感恩」が大切です。それぞれの人生に当てはめて「報恩」の行をさせていただきましょう。

 また、「佼成」10月号 開祖さま法語録から受け止めていくと、 聞解・思惟・修習が大切です。

 ・聞解…知る。聞いた通りに理解すること。

     聞いた通りに理解しないと実行できません。

     聞解することから心がけていかないとなかなか正しく理解しにくい。聞解が一番大事なことです。

     どうしても自分の思っていることを優先したくなるから、支部長さんや主任さんから言って頂いたことは「はい!」と、そのまま聞解することです。

 ・思惟…わかる。思いをめぐらせること。

     これをするにはどうすればよいのか等、しっかり考えることが大事です。

     理事長さんからご講話いただいたように、「耳をすまして、心をすまして」笑顔と涙に寄り添う。菩薩の道を歩む人が増えるようにご縁を結ばせていただきましょう。

 ・修習…できる。実行すること。

     菩薩の道というのは、まず人さま・させていただくの心構えで、どんな問題も仏さまのお慈悲・仏さまのお手配と受けとめさせていただくことです。      まず、わがままが出やすい家庭で実践することが大事です。

 理事長さんの講話では、信者さんを思う優しさと悲しみに耳をすませて、心をすませて

笑顔と涙によりそってあげる。そういう努力をしてまいりましょうと教えていただきました。

会長先生ご法話から受け止めていくと、

私たちがさせていただくことは、菩薩の道を歩める人が増えるようにご縁を結ばせて頂くことです。菩薩の道というのは原点に帰って考えると、「まず人さま」・「させていただく」そういう道を教えていただいてきています。させていただくということが佼成会に入らせていただいている私たちには、大事な心がけとして教えていただいています。それを実践する心構えとして(「四法を成就せば如来の滅後に於いてまさにこの法華経を得べし」)

〇一には諸仏に護念せらるることを為

どんな問題も仏さまのお慈悲、仏さまに護られているんだとしっかり受けきる。

〇二には諸々の徳本を植え

身の布施・財の布施・法の布施を喜んでさせていただく。

〇三には正定聚に入り

良き仲間と共に励んでいかないと独りよがりになる。支部とか地区とか組に所属していないと磨き合いができない。

【芋洗いのたとえ】

芋あらい

     桶の中に芋(サンガの仲間)を入れて、水(法の水)をたっぷり

     入れて、(法の水)に浸かって棒(信仰の棒)でかき回し、
お互いがこすり合って清らかになっていく。

まず正定聚に入ることが大切です。正定聚とは…正しいことに決定した者の集まり。

導きの親がしっかりした考えを持っていたら導きの子はちゃんと育ちます。みんなが心がけて正定聚を作る。教会全体・支部全体が正定聚になっていることが大事。教会においても支部においても、家庭においても正定聚ということはすごく大事なことです。自分から求めて正定聚に入っていくことが菩薩の道を歩む時に重要なことです。

正定聚…20%  邪定聚…20% 不定聚…60%

不定聚の人を佼成会のサンガが正定聚に引っ張ってあげたら幸せな心境になっていく。

〇四には一切衆生を救うの心を発せるなり。

 一切衆生を救うの心までいかないと精進はできにくい。

会長先生から原点に帰ろうと教えていただいているように、一つでもいいから自分が大事にしようと思っていることをもう一度見つめ直して原点に帰って、ひとりひとり励ませていただきましょう。                                  

 

🍁教会長さんからそのように教えていただきました。

六十路を過ぎた今これからの人生、善き仲間の中で「まず人さま」「させていただきます」の心で、(よわい)と共に善きご縁を幾重にも重ねられるよう精進させていただきます。ありがとうございました。 合掌

おりずるらん