令和3年次  12月の精進

  日々ありがとうございます。師走の月、今年も残りわずかとなりました。今年の締めくくりをしっかりとして、来年次に向かいたいと思います。

 12月の舞鶴教会での精進を振り返らせていただきます。

 朔日参りでは、教会長さんから、次のように教えていただきました。

お師匠さんから学ぶ、学ぶとは真似(まね)ぶこと。

開祖さま、会長先生の教えを素直に聴いて実行したら10年経ったら家が建つ。

佼成会の教えを信じて行じたら、『ハンマーで大地を打つが如く外れない』そう言う教えをいただいている。

🌟10円貰って10円使ったら何も残らない。

🌟10円貰って5円貯金して5円使ったら5円残るんだよ。

🌟10円貰って15円使ったら5円赤字になる。

これが佼成会の教えだから、こんな分かりやすい教えはないでしょう

 お師匠さんの仰る通りに実践して行ったら、必ず結果がついて回ると、教えていただきました。


皆さんは誰をお師匠さんに定めて精進して行きますか?

 今月の会長先生のご法話『心の声に耳を澄まそう』から教会長さんは、「法華三部経を所依の経典とする本会で、開祖さまが率先して合掌礼拝を大切にされたのは、常不軽菩薩のその姿勢こそ、人のふるまいのお手本と受けとめられたからです。それは、懺悔という悟りを身で示す、最も身近な実践といえるかもしれません。」と教えていただいている中で、「懺悔という悟り」を一言でいえば、『お陰さまの心』とかみしめていただきました。

 お陰さまの心を具体的に現わす合掌の姿。身近な人に心を形で現して行く実践をさせていただきます

【12月の精進目標】

自分の内なる仏と向き合い、その声に耳を傾け合掌礼拝を。

あらゆるものが、いのちを相互に育み、今ここにいる反省、懺悔の日々を。

と掲げ目標として精進させていただきました。

🌟12月4日お身拭いでは、教会長さんより徳行品に『よく諸の勤め難きを勤めたまえるに帰依したてまつる』とあるように仏さま、開祖さまの徳行に惚れ込んで、何か一つでよいから実行して家庭、地域、社会を良くしていこうという決定をもってお役を務めさせていただきましょうと心構えをいただきました。また、水行をとって臨むことが望ましいことも教えていただきました。

聖壇

8日の成道会はご本部の式典に参加させていただき、教会では各支部の皆さんのまごころのこもった仏供膳、奉膳など、ご宝前が荘厳に調えられた中で行わせていただきました。
説法
教会長さんからは、8日にちなみ法華経八番、五百弟子受記品に示されたすべての人間が等しく仏性を具えている。ところが目先の欲にとらわれ、自分の仏性に気づかずにいる。手取りをしてふれ合ってふれ合って悟って行くことが大切です、と教えていただきました。

【令和4年次に向けて】

 令和4年次の教会信行方針を
「笑顔と涙によりそって 智慧のパンチで 救いきるまでふれ合おう」
と決め、各支部、各部のテーマも決めさせていただきました。一人ひとりの奥の心がわかるまで、教えを身で示し共に仏さまの教えを生活に生かせるようになるまで、何度も何度も手取りと求道を繰り返し、法師としての自覚をもって怠らず修行を続けていきたいと思います。

 12月の残り少ない日々、コロナ感染防止を心がけつつ、身を置く所で仏さまの教えを実践し清々しい心で新年を迎えさせていただきましょう。      合掌