平成30年8月1日(火) 朔日参り布薩の日式典

ご供養8月1日ご供養2


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度を超える猛暑日が続く中、はや8月を迎えました。8月は、広島原爆忌、長崎原爆忌、月遅れのお盆、終戦記念日と慰霊の日が続きます。

朔日参り布薩の日式典では、この大事な8月の心構えを学ばせていただきました。

功徳の発表では、東舞鶴支部の組長さんが、昨年、ご本尊の教会勧請を勧められ、素直に拝受された息子さんの病気を通して、ご本尊勧請の尊さと、み仏さま、開祖さま、たくさんのご先祖さまに護られ、生かされている事に改めて気づかせて頂き、心から感謝することができたことを発表されました。

この功徳の発表を通して、ご本尊勧請を素直に拝受された息子さんの心に、仏さまがはたらいてくださったことを感じさせていただき、仏さまに生かされていること、ご先祖さまに護られていることに心からの感謝をしていくことの大切さ、こつこつと行をさせていただくことの大切さを学ばせていただきました。また、すこやか保険に入っていることの有り難さも合わせて教えていただきました。

説法8月1日

教会長さんからは、8月に当たって、「佼成8月号」の会長先生ご法話「敬う心と恥じる心」、開祖さまご法話「体験で歩む菩薩道」から次のことを学ばせていただきました。

★開祖さまご法話「体験で歩む菩薩道」から、お経文をどんなに知っていてもだめ、体験して悟らなければいけない。それには自分が本気になって信者さんに慈悲かけをして、その本人が結果を出して「ああ、こうすると、こうなるのだな」と悟らないと人には説けない。

★先輩が苦労して、苦労してつながって今がある。惜しみなくつながるにはどうしたらいいかと考えることが大事。母親が自分を育ててくれたような想いで、一人一人の信者さんの思いを推し量って、惜しみなくつながるのが、母型、マザープログラム。

★信者さんと関わる中で、自分が親にしてきたことを見せてくださるから、「ああ、私がしてきたことを見せてくださるのだな」ととれば、変わる。自分が変わること。

導きの子どもは、自分の子と同じ。自分にふさわしいご縁がある。ぜひ、人ごとでなく100周年に向かって
母親と同じ気持ちで全ての信者さんに惜しみなくつながっていく。悩みが解決したから終わりではなく、菩
薩に育てる。その人がそのご縁を通して菩薩になれるように、こっちが「なわしろ」になる。信者さんが苗、
自分がなわしろ。自分が育ててもらったように、子どもを育てるときは、何十回裏切られても、何十回反発
されても、嫌がられても、手を離さなかったから育つ。そういう願いがあって、これからの立正佼成会は母
型、マザープログラムのような心になって、だだをこねる人も、反発する人も全部捨てないで、惜しみなく
つながって育んでいくことが大切。

立正佼成会は在家仏教、生活の中の仏教。是非、具体的に取り組んでいきましょう。

★今月会長先生のご法話「敬う心と恥じる心」から

・正見(5月号)正思(6月号)正語(7月号)と順番に教えていただいて、今月は正行。

・明るく楽しく生きるための助言が正行(不殺生、不偸盗、不邪婬)

・正しくないことになっているということは、何が原因なのか?

行い(正見、正思、正語)が良くないから、明るく楽しい日々の生活にならない。

「不殺生」ということを具体的に、様々に工夫して生活に活かしていくことが大切。

殺 生・・・・・言葉を例にとると、自分の言ってる言葉が殺生をしてしまう。例えば、

 (夫)「こうしようか」 →  (妻)「そんなのだめよ」(殺生)

        (妻)「ああ、そう考えるんだあ」(相手の言葉を活かす)

殺生といっても、色々ある。知らず、知らずのうちにしてしまうことがある。

・開祖さまが結婚式のときによくおっしゃられたのが、「愛して敬する。」という言葉。

とことん愛して、敬う。それが家庭が楽しくなっていく秘訣

8月奉書

・奉書に今月の目標として掲げさせていただいたように、

「不殺生、不偸盗、不邪婬」が日々を明るく楽しく生きるための正しい身の行い」

「仏さまを敬う心と恥じる心は、本来の人間らしい生き方に立ち戻らせる」

を心がけて努力精進させていただきましょう。

8月はお盆(旧盆)の月でもあり、仏さま、開祖さま、会長先生から教わっていることを真心でこつこつ実行させていただいたら、ご先祖さまは喜んでくださる。

「親の恩に報いて行くには、菩薩道を通して、人間としての道を歩んでいくことが本当の意味の親孝行になっていくわけであります」と会長先生からも教えていただいている通り、お墓をお磨きさせていただくときも「亡き父の背を流すごと墓洗う」という心で、心をこめてさせていただきましょう。

今月も、暑さを吹き飛ばすくらい、豊かな心で励ませていただきましょう。

と教えていただきました。

お盆の月を迎え、ご先祖さまへの感謝を深くし、家族や周りの人と明るく楽しい日々が送れるよう、身の行いを正し、「敬う心と恥じる心」をしっかりと意識して、こつこつと努力精進させて頂きます。合掌