令和元年9月 朔日参り・布薩の日式典

9月に入り、夏の暑さも少しやわらぎ、虫の音が聞こえるようになって来ました。
8月には、戦争犠牲者慰霊・平和祈願式典や引き上げ桟橋ご供養、夢ポッケの取り組みなど多くの功徳を積ませていただきました。これらの式典やご供養、取り組みを通して、今、平和な日本で生活させていただいていることに改めて、感謝の念を深くさせていただきました。

夢ぽっけ

(夢ポッケ:夏休みの間に、各支部で少年部さんたちが集まって、夢ポッケを作らせていただきました。全部で

27個もの夢ポッケを作らせていただくことができ、本当に有り難かったです。9月14日に夢ポッケを送るセレモニーをさせていただいて、ご本部に送らせていただきます。)


おくよう

いよいよ、9月です。朔日参り・布薩の日式典では、9月に行わせていただく脇祖さま報恩会、彼岸会、ご本部団参、ご本尊の勧請、少年部トップリーダー練成会参加、中学3年生の登山練成参加等の祈願と、10月20日の舞鶴教会45周年成就の祈願をさせていただきました。

功徳の発表では、小さいころから苦労をされ、結婚後も息子さんやご主人のことで、大変苦労をしてこられた組長さんが、ご法の縁にふれてから、サンガの皆さんに支えていただき、仏さまに護られながら精進を重ねてこられたことで、明るく、有り難い気持ちで生活ができるようになったことを発表してくださいました。

組長さんから、サンガのすばらしさ、この教えは間違いないと強く信じて、行じることのすばらしさを学ばせていただきました。


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花井布教員さんからは、9月号佼成の「開祖さま法語録」「会長先生ご法話」から学ばせていただき、9月に精進していく心構えを次のように教えていただきました。

*今月は、まず、会長先生ご法話に「意見の異なる人に出会ったときに、よく『私にはない考えをもっておられて、すばらしいな』と感じます。そして、その違いをとおして、まだまだ知らないことばかりの自分であると教えられるのです。」とあるように、意見の異なる人に出会ったときには、このように受け取らせていただきましょう。そして、「違いを認め、受け入れて相和(あいわ)し、その和の醸成(じょうせい)をお互いに喜びあえる」・・・こんな1カ月にさせていただきましょう。

サンガの中でも、隣近所、職場や社会の中でも、様々な考えを持った人とご縁になることが多いです。自分の考えをまず置いて、相手の考えに耳を傾けることは大変難しいですが、今月は、花井布教員さんから教えていただいた心構えを持って、精進させていただきたいと思います。

会長先生のご法話にあるように、違いを認め、受け入れて相和し、その和を醸成していけるよう、努力精進させていただくところに喜びがあるのだと思います。

お互い様、サンガの仲間で磨き合って、喜びを分かち合い、みんな一緒に幸せをつかめるよう努力精進させて頂き、脇祖さま報恩会、彼岸会など報恩感謝の気持ちを持って、取り組ませていただきたいと思います。 合掌