平成28年4月10日脇祖さまご命日並びに花まつりの集い

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桜の花が咲く穏やかな410日、脇祖さまご命日並びに花まつりの集いが行われました。

今日の式典を担当するのは青年5部で、聖壇や司会のお役に青年部、学生部のみなさんの活躍を見せて頂きました。

献花の儀では、支部代表のかわいらしいお稚児さんと女子部員さんが白い象さんの車ともに御宝前に進み、色とりどりのお花を捧げ、みんなでお釈迦さまにお誕生をお祝いさせて頂く言葉を述べました。

ご供養のあとには、3名のお稚児さん代表が稚児讃歎文を奏上されました。長い讃歎文を大きな声で一生懸命に声を合わせて読まれる姿に、参拝者のみなさんも一生懸命に耳を傾け、ときどきは微笑ましさに笑みもこぼれ、道場全体が一体となった稚児讃歎文を聞かせて頂きました。

その後、教会長さんとともに灌仏の儀をされたお稚児さんたち、どうか元気に大きく成長されて、佼成少年少女の誓いのようにすくすく育って頂きたいと思います。


功徳の発表では、

「アジア高校生の翼」に参加された高校生が体験と学びを発表してくれました。現地の生活に触れ、今の自分の生活がどれほど恵まれているかに気づいたこと、そして同時に現地の人々、特に子供たちの素晴らしさについても聞かせて頂きました。また一食運動の大切さ、戦争の悲惨さ、平和の尊さについても、実際の体験を通して更に深く自分のものにされ「まず自分から人のことを思い行動し、自分から愛する」と誓願されました。

また「青年第四課程」を学ばれた青年部員さんも、明るい語り口で自分の学びと体験を発表されました。


その後48日降誕会式典での会長先生ご法話を学ばせて頂き、平日で参拝できなかった方も直接学ばせて頂く機会を作って頂きました。

かみしめは青年総務さんがされ、環境に振り回されそうになってしまうときこそ、どんな自分でいるかが大切であることに気づくことができた体験を発表されました。


教会長さんの説法では、

表面の豪華さや華やかさではなく、物事の奥にある本質を見ていくことの大切さを教えて頂きました。

大切なのは私たち一人一人の心のあり方で、外側の立派さや大きさに惑わされることなく、明るく優しく温かい私にどれだけ近づいていけるか、目の前の物事の奥にある深い意味に気づいていける自分になれるかを見ていきたいと思います。

そして、妙荘嚴王本事品の「宿福深厚にして佛法に生まれ値えり」から、会い難い教えに触れることのできた私たちであることを教えて頂きました。多くのご先祖さま方のおかげさまで、今こうして教えに触れ、偉大な師を頂いている私たちは本当に幸せなんだということ、その私たちが果たす役割が今の世の中にとってはとても大切であるということを深く感じさせて頂きました。

また触れるもの全てから学ばせて頂こうと見聞きしていくと、全てが自分の学びになり、それを実行していくと周りに喜んでもらえる私になれる、仏さまはそれを喜んでくださることを教えて頂きました。

「見聞触知皆菩提に近づく」を心に、周りの素晴らしい方から学んだことを自分も身に付けていけるよう努力させて頂きましょう。

4月は新年度を迎え、何かと慌ただしくなりがちです。教会長さんから「身のあるところに心のある人は幸せ」という言葉も頂きました。教会に来ているときも、家庭や職場にいるときも、心をどこかに置いたままにするのではなく、その場で心を込めて精進させて頂きたいと思います。


道場ではWCRP日本委員会東日本大震災復興キャンペーンの募金も青年部員によって行われ、多くの方が募金されていました。

また。参拝者のみなさんには、お帰りになるときに灌仏をされると甘茶と花見団子がふるまわれました。

きれいな桜の花を見ながら、ホッとされるひとときをすごされたことでしょう。

合掌